今日から72候では「鶺鴒鳴」本場加賀友禅訪問着の「小鳥」や本場久米島紬の「ツバメ」柄、帯のご紹介です。
ご紹介 2023年9月13日
Vol.2404
本日は、『今日から72候では「鶺鴒鳴」
本場加賀友禅訪問着の「小鳥」や
本場久米島紬の「ツバメ」柄、帯のご紹介です。』です。
愛知県岡崎市の「呉服のいちこし」
和装を選ぶ楽しさと、纏う喜びを
全力サポートいたします。
ご訪問ありがとうございます。
今日9月13日より24節季「白露」
の次候、72候では、「鶺鴒鳴」
(せきれいなく)セキレイが鳴き
始める時季、と。
画像は、お借りしました。
セキレイは、この時期だけでなく
一年中見掛けて鳴き、水辺を好む
鳥です。
「小鳥」という言葉が秋の季語
で、72侯に選ばれた「セキレイ」
は、秋の小鳥を代表なのでしょう。
当地、岡崎市の鳥が「ハクセキレイ」
昭和40年代、数千羽のハクセキレイが
矢作橋を寝ぐらとしていることが全国的
に有名だった様です。
また、生活圏が主に水辺で
「清流のまち岡崎」のイメージ
に合っていました。
和装で「小鳥」の柄を使うのは
本加賀友禅の風景柄の一部に
描かれます。
それと琉球の織物には、「ツバメ」
の柄を織り込んだものが多数
見受けられます。
「ツバメ」は、前に飛んで行き
いつかは必ず家に(巣に)戻って
くる、と言われています。
沖縄の人々は、家族の大切さを
常に織物の柄とかに描いていて
その土地の生活や、文化とかが
感じられます。
で、当店にある夏の本場琉球かすり
着尺と本場久米島紬九寸帯にも
「ツバメ」柄が織り出されています。
本場久米島紬は、日本における
唯一の純植物染めである草木染
と泥染の産地として古来の技法
が受け継がれています。
久米島紬は、他の紬生産地とは
異なり染から織、仕上げまで
一貫して一人の職人が責任を
もつことに特徴があります。
また、職人は基本的に女性で
手間の掛かる作業、染料を作る
時や泥染をする時などは、皆が
協力して行います。
そして、島にある植物と泥のみ
で染める事も稀で一切、化学
染料を使いません。
また、久米島紬の帯は非常に
珍しく当店に入荷したのは
2本目です。
ご興味あるお方様は、ぜひ
ご来店、お待ちしております。
本日もお読みいただき
誠にありがとうございました。
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なら何でもご相談、承り必ず
最善のお応えをいたします。