今日から72候では、「玄鳥去」羽織のご提案いたします。
ご紹介 2023年9月18日
画像は、お借りしました。
Vol.2409
本日は、『今日から72候では、「玄鳥去」
羽織のご提案いたします。』です。
愛知県岡崎市の「呉服のいちこし」
和装を選ぶ楽しさと、纏う喜びを
全力サポートいたします。
ご訪問ありがとうございます。
今日9月18日より24節季「白露」
の末候、72候では、「玄鳥去」
(つばめさる)。ツバメが
南方に帰って行く時季、と。
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ツバメと言えば、「ツバメ返し」の
佐々木小次郎を思い出し、宮本武蔵
と巌流島の決闘で敗れた事は有名ですね。
この小次郎の銅像が、武蔵と
共に巌流島に設置されています。
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その銅像の武蔵は、タスキを掛け
長い木刀を振り上げていて小次郎
は、陣羽織に長剣を構えています。
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この陣羽織は、実戦において
雨や寒さから武将の体を守った
だけではなく、武将の威厳を
示す装飾品としても発達して
いきました。
ですので、時代や自分の財力、
カリスマ性を示す手段でも
ありました。
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そして平和な江戸時代になると
男性のみならず、深川芸者も
長羽織を装うようになったのです。
それを見た、一般女性も羽織
の良さを認知して装うように
なりました。
和装もファッションなので
時代と共に変化しますが
そのひとつに羽織丈があります。
私が、この業界に入った45年
ほど前は、おしゃれ羽織は
身丈を短く、お尻が隠れる位。
それから、少しづつ長くなり
ましたが、その後羽織をお召し
になる方が激減。
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羽織の代わりに道行コートや
着物衿の道中着コートを羽織り
お出掛けになる方ばかりになりました。
そして、今少しづつですが
羽織を見直されるお方様が
おられます。
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何と言っても、羽織は脱ぐ必要
がないので、着物が汚れにくく
寒がりに方にも打って付けです。
また、帯のお太鼓を覆いますし
前の柄も半分ほどしか出ません
ので、少し派手な帯でも良いですし
半巾帯でも大丈夫(笑)
そして、着物上級者に見える
のも、優越感に浸れるかも?
そんな、羽織のご提案のさせて
いただきます。
本日もお読みいただき
誠にありがとうございました。
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最善のお応えをいたします。