呉服業界、流通の大切さと問屋さんの飛び込み営業が増えています。
ブログ 2023年9月26日
Vol.2417
本日は、『呉服業界、流通の大切さと
問屋さんの飛び込み営業が増えています。』です。
愛知県岡崎市の「呉服のいちこし」
和装を選ぶ楽しさと、纏う喜びを
全力サポートいたします。
ご訪問ありがとうございます。
月末近くになると、請求書や
月初の展示会の案内状などが
届きます。
が、問屋さんの飛び込みでの
営業も時々、あります。
画像は、お借りしました。
2008年のリーマンショック後
に京都の問屋さんもバタバタと
倒産して、業界は大変なことに。
問屋さんが、なくなると
そこに卸していたメーカー
さんが困られます。
ですので、一時期に多かった
のが、京都の染めメーカーさん
や機屋さんが、当店の様な小売屋
に直接、セールスされること。
一見、メーカーさんや機屋さん
から直接、仕入が出来れば問屋
さんを通すよりも安価になる様に
思われます。
実際には、小売屋が仕入れる
数量と問屋さんとでは、雲泥の
差があります。
そして、問屋さんでは、きめ細かな
フォローがありますが、メーカーさん
や機屋さんでは、それが出来ません。
また、染めメーカーさんや機屋さん
は、それぞれに特徴ある品物を
創られています。
直接お取り引きになると、
幾つもの染めメーカーさんや
機屋さんとのお取り引きとなり
煩雑となります。
また2∼3の染めメーカーさんや
機屋さんとのお取り引きとなると
品物が偏ってしまいます。
そこは、問屋さんが色々なメーカー
さんや機屋さんの品物を厳選して
我々、小売屋に提案してもらえれば
余裕を持って選品出来ます。
やはり、流通には、それぞれの
役割があり、それが機能して
良いお取り引きが出来るのでしょう。
ですので、最近は染めメーカーさん
や機屋さんが直接、来店される
事は、無くなりました。
その代わり、問屋さんが月末
出張のついでに、飛び込み
営業が、増えています。
今朝も「大松株式会社」さんの
呉服営業部の方が、飛び込みで
ご来店されました。
当店としては、お話は伺います
が、お取り引きは、「ご縁」が
あれば、とのスタンスです。
ま、問屋さんも中々、厳しい
ですからね( ノД`)シクシク…
本日もお読みいただき
誠にありがとうございました。
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