追悼お茶会に新しい一つ紋付無地着物をお勧めした訳とは？
ご紹介 2023年10月14日
Vol.2436
本日は、『追悼お茶会に新しい一つ紋付
無地着物をお勧めした訳とは？』です。
愛知県岡崎市の「呉服のいちこし」
和装を選ぶ楽しさと、纏う喜びを
全力サポートいたします。
ご訪問ありがとうございます。
今日10月14日は、「世界標準の日」
（World Standards Day） 国際標準化
機構（ISO）と国際電気標準会議（IEC）
が制定。 世界標準を策定した人たちに
感謝し、労をねぎらう日。なのだそうです。
標準とは、一般のあるべき姿を
示すものとしての、ありかた。
手本。 規格。 よりどころと
なる目あて。と。
一般のあるべき姿を示すものは、
和装でも勿論ありますが、特に
フォーマルな時でしょう。
画像は、お借りしました。
昨日、伺ったお客様は、三回忌
を終えたご主人様の為に今秋、
追悼お茶会を計画されていました。
画像は、お借りしました。
そのために色々な事を準備
されていたのですが、事情が
あり来春に計画変更されました。
私が、伺っていたのは、お茶会は
2回でごく親しい茶道仲間をご招待
される時とご親戚をお呼びする時。
ご親戚の時の着物は、この春に
新調していただいていて、茶道仲間
の時は、数年前に誂えた濃い紫の一つ紋
色無地着物をお召しと伺っていました。
ま、秋なら濃い紫色で良いでしょう
が、春となると重い感じになって
しまいますし、ご紋が抜き日向紋でした。
揚羽の蝶・日向紋 中陰紋
この様な追悼など着物では、日向紋
ではなく中陰紋の方が、標準的です。
そこで、色無地着物をお勧めする
のに国内最高の白生地「松岡姫」
をご用意しました。
「松岡姫」は、日本を代表する
三大優良蚕種の一つで、繭・生糸
から白生地までの統一ブランドです。
その最高級白生地を薄い紫色に
染めて、中陰の一つ紋を抜いて
お仕立て上げます。
これで、2席のお茶会の衣装は
追悼と言う意味では、標準と
なり、ある意味完璧となりました。
お仕立て上るまで少しお時間
が掛かりますが、今しばらく
お待ちくださいませ。
この様なアドバイスもさせて
いただきますので、お気軽に
お尋ねお待ちしています。
本日もお読みいただき
誠にありがとうございました。
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