着付け教室の生徒さんに透ける素材の羽織のご注文を受けました。
ご紹介 2023年10月25日
Vol.2447
本日は、『着付け教室の生徒さんに
透ける素材の羽織のご注文を受けました。』です。
愛知県岡崎市の「呉服のいちこし」
和装を選ぶ楽しさと、纏う喜びを
全力サポートいたします。
ご訪問ありがとうございます。
昨日は、当店で月2回開催の
着付け教室の日でした。
当店の着付け教室は、先生と
生徒さんの都合のいい火曜日
を擦り合わせて日にちを決めています。
それでも都合がつかない場合や
急用が入って、お稽古が出来なければ
お休みしても大丈夫。
と言うのも、お月謝ではなく
参加したお稽古ごとに授業料
1,000円お支払いするスタイル。
ですので、気軽にお稽古が
出来て、ご好評です。
そして、一昨日岡崎公園グランドで
開催された「いけばな展」で偶然
お会いした、着付け教室の先生と
先生宅でお稽古している生徒さん。
先生は、透ける生地の羽織を
着用、お一人は、袷の道中着を
お召しで、もうお一人は帯付き。
その帯付きの生徒さんは、当店で
印伝の道中着とお単衣の紬をお求め
いただいていました。
ですが、外出時に羽織物を
着用していなかったことを
気にされた様です。
先生を通じて、透ける素材の
羽織を作りたいとご要望が
ありました。
そこで、まず先生にお見せした
品物が、「蛍庵」さんの無地で
地紋のある粋紗生地がこちら。
白梅茶色で地紋は、変わり七宝
生地風が柔らかくストレッチ性
もあり秋口、春先にもお召いただけます。
そして、もう1点は、十日町の
吉澤織物さんのオリジナル
「虹の翅織」(にじのはねおり)
と名付けられた透ける着尺。
まるでトンボの透けた羽根を
思わせる織物でこのユラユラと
揺れる柄行は後染ではなく、糸を
先染して織で表現しています。
シャリ感があり、少し硬い
生地風ですが、羽織物に
お仕立てしても良いでしょう。
ただ、白地ですので、春先は
良いですが、秋口に寒々しい
感じがしない訳では、ありません。
2点を比べた時にお勧めする
のは、前者の粋紗生地となります。
そこは、先生もご承知で生徒さん
に良い生地があった事を伝えて
いただいて、ご来店をお願いしました。
さー、生徒さんが、どちらを
お選びになられるか?楽しみです(笑)
本日もお読みいただき
誠にありがとうございました。
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最善のお応えをいたします。