今日11月3日より72候では、「楓蔦黄」和装の柄行で「モミジ」は、よく使われます。
ご紹介 2023年11月3日
画像は、お借りしました。
Vol.2456
本日は、『今日11月3日より72候では、「楓蔦黄」
和装の柄行で「モミジ」は、よく使われます。』です。
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今日11月3日より24節季「霜降」の
末候で72候では、「楓蔦黄」
(もみじつたきばむ)モミジや
ツタが色づてくる時季、と。
そう言えば、この頃朝の情報番組
めざましテレビでも「紅葉」の
ニュースが増えてきたようです。
紅葉した「もみじ」の柄は、秋を
代表する柄行で春の桜と共に和装
でよく使われます。
「モミジ」単独で使われる場合も
ありますが、色々な柄と一緒に
描かれる事が多いようです。
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色づいた「モミジ」の落ち葉が、
渓流を流れていく様子を文様化
したものが「流水に紅葉」。
「モミジ」の中では、もっとも
ポピュラーなものの一つで、季節
感とともに秋の風情が感じられます。
現代の和装によく使われる文様。
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江戸中期の画家・尾形光琳の
一字を取って光琳派美術を
「琳派」(りんぱ)と呼びます。
「琳派」の作風は、文様として
は簡略化しながらも優しい曲線
で描かれたものが主流です。
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そうした琳派風のタッチで「紅葉」
を表現したものを「光琳紅葉」と
言い、独特の世界が広がります。
ほかに、「光琳梅」「光琳松」
「光琳菊」などが、あります。
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着物でも、尾形光琳の「琳派文様」
を模して染められる京友禅は、
その染の魅力とともに柄行が秀逸
で迫力を感じます。
流水に「紅葉」を散らした
文様は、またの名を「龍田川」
(たつたがわ)とも呼ばれます。
自然豊かな日本は、「紅葉」の
名所が多く、奈良県の生駒山地
を流れる龍田川もそのひとつ。
「紅葉」と川の風情がことのほか
美しく、古くからその風情が愛で
られてきたのです。
この様に、和装の柄行に「モミジ」
は、欠かす事の出来ないもので
日本人で良かったなー!と思います。
本日もお読みいただき
誠にありがとうございました。
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