家庭画報「年男年女の正月きもの」のご紹介、最終回。
ご紹介 2023年12月4日
画像は、お借りしました。
Vol.2487
本日は、『家庭画報「年男年女の正月きもの」
のご紹介、最終回。』です。
愛知県岡崎市の「呉服のいちこし」
和装を選ぶ楽しさと、纏う喜びを
全力サポートいたします。
ご訪問ありがとうございます。
世界文化社発行の「家庭画報」
2024年新春特別号の載っている
「年男年女の正月きもの」。
締めの今回は、男性陣を
いっきにご紹介いたします。
画像は、家庭画報よりお借りしました。
まずは、24歳になられる
「鈴鹿央士」(すずかおうじ)
さん、涼やかな目元が印象的。
中太の縞の着物に紬の袴を
合わせて、少しカジュアルな
雰囲気を出しています。
ですが、グレー無地の御召
羽織と扇子を覗かせることで、
目上の方に失礼にならない装い。
画像は、家庭画報よりお借りしました。
とってもよくお似合いですが、
袴の丈が鈴鹿さんに会ってなく
短いのが、気になります。
「袴」ほど格好に気を付け
なければならないものは、
ないと思う程です。
それは、男性の着物の身丈も
ですが、「袴」は特にその要素
が顕著に表れます。
鈴鹿さんの角帯の出具合が
1寸ほどになっていいて、裾も
足首まで見えています。
ま、裾の短いのは、キリリと
して男らしく、祇園祭の袴姿
は、少し短めにお召しです。
ですが、角帯の出方が尋常で
なく、何んとも落ち着かなく
感じてしまいます。
後で、ご紹介するお二人を
見比べていただければ、その
違いが、お分かりになります。
画像は、家庭画報よりお借りしました。
そのお一人が、NHKの「みんなで
筋肉体操」で武田真治さんなどと
共演された、庭師で俳優の「村雨辰剛」
(むらさめたつまさ)さん。
NHK大河ドラマ「どうする家康」
にも、「三浦按針」役でもご出演
されています。
画像は、家庭画報よりお借りしました。
明るいグレーの変わり菱文様を
織り出した紋御召の着物に薄い
青色の袴地、濃紺の羽織と角帯
が締まって、フォーマル感を
出しています。
明るい青色の羽織紐もおしゃれ
感があり、宮中以外ならどちら
にお召しになられても良いでしょう。
また、着姿が凛々しく笑顔も
ステキな36歳を迎えられます。
画像は、家庭画報よりお借りしました。
そして、最後は、時代劇にも
多数ご出演の「山本耕史」さん
流石に和服に慣れている感じ。
モスグリーンの御召着物に
濃淡の菱立涌文様の米沢織
の紋御召を合わせられています。
画像は、家庭画報よりお借りしました。
袴は、フォーマル用の「仙台平」
で準フォーマルな装い、こちらは
グレーの半衿と羽織紐、角帯が
センスの良さを伺わせます。
お三人さんの個性を見事に
際立たせた和服をお召しです
が、鈴鹿さんの袴丈と袴の
結び目が少し気になりました。
本日もお読みいただき
誠にありがとうございました。
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