東京国立博物館・平成館 特別展示室特別展「本阿弥光悦の大宇宙」のご紹介。
ご紹介 2024年1月17日
画像は、お借りしました。
Vol.2529
本日は、『東京国立博物館・平成館 特別展示室
特別展「本阿弥光悦の大宇宙」のご紹介。』です。
愛知県岡崎市の「呉服のいちこし」
和装を選ぶ楽しさと、纏う喜びを
全力サポートいたします。
ご訪問ありがとうございます。
東京国立博物館・平成館 特別展示室
2024年1月16日(火)~2024年3月10日(日)
の会期で行われている特別展「本阿弥光悦の大宇宙」。
画像は、お借りしました。
本阿弥光悦と言えば、刀剣の鑑定・
研磨・浄拭(ぬぐい)を家業とする
本阿弥家の長男として生まれました。
が、光悦は家業よりも、書・陶芸・
漆芸・能楽・茶の湯などに携わった
数寄者としての活動でその名を残しております。
画像は、お借りしました。
書では、いわゆる「三筆」の一人
に数えられており、その書流は光悦流
の祖と仰がれています。
画像は、お借りしました。
陶芸では楽焼の田中常慶に習った
と思われる茶碗、漆芸では装飾的
な図柄の硯箱などが知られています。
画像は、お借りしました。
また、現代に伝わる「琳派」の楚
とも言われ、呉服の柄行にも取り
入られています。
どの分野でも超一流で現在のプロ
スポーツ界を賑わしている大谷翔平
選手の二刀流を遥かに凌ぐようです。
また、徳川将軍家や各大名にも
一目置かれ、家康からは京都・洛北
鷹峯(たかがみね)の地を拝領。
そこに、本阿弥一族や町衆、職人
などの法華宗徒仲間を率いて移住し
芸術村(光悦村)を築きました。
また、俵屋宗達とのコラボ作品
重要御系文化財指定の鶴図下絵
和歌巻(京都国立博物館)なども
有名です。
現代に伝わる光悦が手がけた品々
の多くが、国宝や重要文化財に
指定され、高く評価されています。
そんなスーパースターの光悦の
刀剣から書、蒔絵に陶芸まで
全国に散らばっている作品。
それらの作品を一堂に鑑賞できる
機会は、数少ないと思われ、今展
を逃すと後悔しそうです。
何とか、今月中に鑑賞できるよう
都合をつけます。その感想は、
当ブログで記事といたします。
本日もお読みいただき
誠にありがとうございました。
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