今日3月14日は、「円周率の日」円周率も和装の時代と共に変わるのです?
ブログ 2024年3月14日
Vol.2586
本日は、『今日3月14日は、「円周率の日」
円周率も和装の時代と共に変わるのです?』です。
愛知県岡崎市の「呉服のいちこし」
和装を選ぶ楽しさと、纏う喜びを
全力サポートいたします。
ご訪問ありがとうございます。
今日3月14日は、「円周率の日」
円周率の近似値3.14からで、また
「数学の日」でもあります。。
私達が、小学校で習った円周率
は、「3.14」でしたが、ゆとり
世代では、「3」で習ったようです。
3.14と3とでは、わずか0.14の
差ですが、乗除の計算では、
とんでもなく違う回答になるの
では、ないでしょうか?
また、小数点以下の計算も馴染み
が、無くなるので算数で頭を使う
割合が、少なくなりそうですね。
ま、良い面もありますし、マイナス
の面もあるでしょう?
和装も時代と共に変化している
のは、ファッションであること
から、当然と言えば当然です。
その最たるん物のひとつに
羽織物の種類や丈の長さに
表れています。
昭和50年代、私が呉服の勉強を
していた時、羽織などは、和装の
必須アイテムでした。
画像は、お借りしました。
紬の最高峰のひとつ、本場大島紬
の上には、「絞りの羽織」をお勧め
する事が、当たり前でした。
そして、その着丈も「おしゃれ物」
は、お尻が隠れるくらいが、キリリ
として良いとされていたのです。
画像は、お借りしました。
そして、フォーマルのお召し
物には、色絵羽織か黒絵羽織
をお勧めしたものでした。
黒絵羽織には、「一つ紋」を入れて
より格調高くして、お召いただいた
ものでした。
それが、昭和60年代では、「羽織」
は死語みたいとなり、「羽織」の
「羽」の字も話題になる事は稀に。
そして、四角い衿の「道行コート」
も現在では、暑られる事は、殆ど
無くなりました。
画像は、お借りしました。
それに代わる着物の上に羽織る
ものに「道中着」が、いちやく
躍り出てきたのです。
画像は、お借りしました。
その身丈も膝くらいだったものが
最近では、膝下やふくらはぎが
隠れる様な長さをお好みになれらるお方も。
ですので、羽織物専用の「羽尺」
では、身丈が取れなくなり「着尺」
を使用する様になり「羽尺」は
姿を消しました。
この様に、和装でも時代によって
形や長さなどが、変わるので正に
ファッションなんですね(笑)
本日もお読みいただき
誠にありがとうございました。
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