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タンスに眠る「お宝呉服」の染め替えの方法、色々?

きもの110番 2024年3月22日

Vol.2594

 

 

本日は、『タンスに眠る「お宝呉服」の

染め替えの方法、色々?です。

 

 

 

愛知県岡崎市の「呉服のいちこし」

和装を選ぶ楽しさと、纏う喜びを

全力サポートいたします。

 

ご訪問ありがとうございます。

 

 

 

タンスに眠る「お宝呉服」を

もし、譲られる事となったら

貴方ならどうしますか?

 

 

画像は、お借りしました。

 

 

お祖母様やお母様が、大事に

していた呉服類は、中々簡単に

処分できませんよね。

 

 

 

そんな時は、当店が、ご相談に

乗りますので、お気軽にお申し

付けくださいませ。

 

 

 

そして、もし現状ではお召しに

なれないけれど、何か加工を施せ

ば、着用できるなどのアドバイスも

いたします。

 

 

 

 

その中で、地色を染め替えれば

蘇る和服もあるのですが、染め

替えの方法も色々あるのです。

 

 

 

 

まず、一番オーソドックスなのは

洗い張りをしてから、着物と八掛

を同色に染めます。

 

 

 

この場合、地色をそのままに

して、その上から色を掛けます

ので、元の地色より染め上がり

が、濃い色となります。

 

 

 

もうひとつは、洗い張り後、地色

を一度抜いてから、染めますが、

この場合、柄は色を抜けないので

そのままとなります。

 

 

 

色を抜いてから染め替えする

場合は、殆どが、無地染の

着物が多いのもそのためです。

 

 

 

 

 

 

そして、最後は、洗い張りをせず

に着物の形のまま、丸染めする

方法です。

 

 

 

こちらの特徴は、洗い張りをしない

ので、お仕立てもしません。なので、

その分のコストが掛かりません。

 

 

 

ただ、特殊な染なので、染代が

少し高くなる事と裏地も同じ色に

染まります。

 

 

 

胴裏や八掛は、表生地とは

違い、染色時や蒸しを施す

ことで縮みやすくなります。

 

 

 

そこは、職人が染色後、元の

寸法に近づけますが、多少

戻りきらない場合もあります。

 

 

 

現在まで丸染を幾度もしてきました

が、寸法が縮んで着用できない、と

いった事は、ありませんでした。

 

 

 

この様に譲られた和服の後加工

などもご相談、承ります。

 

 

 

本日もお読みいただき

誠にありがとうございました。

 

 

追伸・和服で、お困りのこと

なら何でもご相談、承り必ず

最善のお応えをいたします。

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