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ケイアイさんのニュースレターで呉服小売屋の初歩を思い出しました。

ご紹介 2024年3月29日

Vol.2601

 

 

本日は、『ケイアイさんのニュースレターで

呉服小売屋の初歩を思い出しました。』です。

 

 

 

愛知県岡崎市の「呉服のいちこし」

和装を選ぶ楽しさと、纏う喜びを

全力サポートいたします。

 

ご訪問ありがとうございます。

 

 

 

3月も月末となり、明日明後日は

土曜、日曜日なので、今日が今月

の支払日となります。

 

 

 

お支払には、お取り引き先様と

色々な条件の支払サイドが、あり

月末には、必ず請求者が届きます。

 

 

 

その中で主に帯のお仕立てを

お願いしている京都の「ケイアイ」

さんが、あります。

 

 

 

「ケイアイ」さんの請求書には

必ずニュースレターの「和栽便り」

(わさいたより)が同封されています。

 

 

 

 

その中に興味深い内容があり

ましたので、ご披露いたします。

 

 

「ケイアイ」さんは、基本的に

和服のお仕立てをされていて

その品物の中に「泥染め紬問題」

が、ちょくちょくあるそうです。

 

 

 

これは、お仕立て前の反物に「湯通し

済」とか「整理済なのでそのままお仕立て

ください」などのシールが、貼ってある

ものが、あります。

 

 

 

そんなシールが、貼ってあるにも

関わらず、実は湯通しされていな

かったり、触ると汚れる反物が

あるのだそうです。

 

 

 

これ、お仕立て前の反物には、

余分な糊気などを落としたり

耳を整理するため必ず「湯通し」

を行います。

 

 

 

ですが、「湯通し済」のシール

が貼ってあれば、その工程を

省き、お仕立てをしてしまいます。

 

 

 

でも、泥染めの蒸しが甘かったり

湯通しが、しっかりされていないと

色が、出ていまう事もあるのです。

 

 

 

顕著なのは、「本藍染め」や「茜染め」

などは、お仕立て前に「藍止め」や

「湯通し」をしますが、着用後に

帯に藍色や茜色がついてしまう事も。

 

 

 

汗や身体からの湿気と帯を

締めた圧力で色がにじんでしまう

事があるのです。

 

 

 

「藍」は、10年経たないと枯れない

なんて言われているほどですが、

色が止まっているものもあるのです。

 

 

 

染色、特に草木染は生きている為

色が止まったり、止まらなかったリ

と色々な場合が、あるのも事実。

 

 

ですので、小売屋としては、そこの

ところをしっかりとお客様に説明

して、ご納得いただく事が、肝要。

 

 

 

そんな、初歩的な戒めを思い

出させてくれた「ケイアイ」さん

のニュースレターをご紹介しました。

 

 

 

 

本日もお読みいただき

誠にありがとうございました。

 

 

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なら何でもご相談、承り必ず

最善のお応えをいたします。

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