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今日3月30日より72候では「雷乃発声」新入荷のすくい織、夏袋帯のご紹介です。

ご紹介 2024年3月30日

Vol.2602

 

 

本日は、『今日3月30日より72候では「雷乃発声」

新入荷のすくい織、夏袋帯のご紹介です。』です。

 

 

 

愛知県岡崎市の「呉服のいちこし」

和装を選ぶ楽しさと、纏う喜びを

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ご訪問ありがとうございます。

 

 

 

今日3月30日より24節季「春分」

の末候、72候では「雷乃発声」

(かみなりすなわちこえをはっす)

遠くで雷が聞こえ始める時季、と。

 

 

画像は、お借りしました。

 

 

 

雷が、多くなる春から夏にかけて

稲が育つ時期で「雷の多い年は豊作

になる」との言い伝えも。

 

 

 

 

以前、シイタケ狩りに行った時

「雷」が少ない年は、生育が悪い

とお聞きしました。

 

 

 

雷の光が、植物を実らせると

考えられていた様で、この時期

が過ぎれば、いよいよ春本番。

 

 

 

最近日本では、「四季」ではなく

「二季」になった様な、春の陽気

を飛ばして、初夏になってしまいます。

 

 

 

そんな時の和装は、お出掛けの

お場所にもよりますが「袷」より

も「お単衣」をお勧めします。

 

 

 

当然、帯も夏物を締める時季が

長くなります。今日は、新入荷

の夏袋帯をご紹介いたします。

 

 

 

 

 

こちらは、すくい織と言われる、

手の込んだ技法による手織の

夏袋帯です。

 

 

 

すくい織りは、綴れ織にもよく

似ていますが、綴れ織よりも透け

感のある仕上がりが特徴です。

 

 

 

 

緯糸を通してある杼(ひ)を用い、

経糸の下に置いた下絵に合わせて

経糸をすくいながら模様を織る

事により、より軽やかで柔らかな

帯地に織り上がります。

 

 

 

「アヤメ」か「カキツバタ」の柄

ですので4月より6月に締めていた

だく季節感が出てよろしいかと。

 

 

 

全体は、白地に濃紺で織り分けて

いて、花びらの一部に薄いピンク色

を挿して織り上げています。

 

 

 

着物は、紬や小紋、紬地の付下げ

などにも締められますので、お持ちに

なれば重宝する夏袋帯です。

 

 

 

ただ、帯と着物の柄がケンカしない

ようなコーディネートを心掛けて

いただければ、より良いでしょう。

 

 

本日もお読みいただき

誠にありがとうございました。

 

 

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