来週の木曜日11日より当店で「春袷・お単衣・夏物展」を開催いたします。
お知らせ 2024年4月5日
Vol.2608
本日は、『来週の木曜日11日より当店で
「春袷・お単衣・夏物展」を開催いたします。』です。
愛知県岡崎市の「呉服のいちこし」
和装を選ぶ楽しさと、纏う喜びを
全力サポートいたします。
ご訪問ありがとうございます。
昨日の当ブログでご紹介した
「紋紗」の着尺は、来週11日
木曜日より当店で催す陳列会に
出品いたします。
この陳列会、「春袷・お単衣・
夏物展」と銘打ち、それぞれの
新作品をご披露いたします。
今年の春は、最近では珍しく寒さ
が、ぶり返し桜の開花が予想より
遅れ、満開もずれ込みました。
ここで、問題になるのが、「衣更え」
の時期で和装の「衣更え」は、月日で
決まっていました。
10月1日より5月31日までが「袷」
6月と9月のひと月間は、「お単衣」
7月、8月が「夏物」となっていたのです。
一般の方は、先取りを良しとする
風潮があり、特に「お単衣」と
「夏物」は、早めに「衣更え」を
されていました。
ですが、茶道の世界では、この
「衣更え」を期日に行う事を
厳しく順守していたのです。
どんなに暑くても5月31日は、
「袷」で6月30日は「お単衣」
それも格式の高いところほど
それを守るのです。
ま、最近では、それも段々と
容赦されるようになりました
けれど、やはり「衣更え」は慎重に。
そこで、当店としては「春袷」と
言う最近では、死語になりつつある
品物にスポットを当ててみました。
そう、4月から5月の上旬くらい
までの短い期間、陽気はよく汗
ばむ気候ですが、「袷」でなくてはならない。
そんなシチュエーションにぴったり
な付下げ、それも八掛付きの格式
高い品物を発表いたします。
最高峰の京友禅染ですが、「袷」
のような重厚さを出さずに格式
を上げる。
そんな、相反する要素を見事に
表現した八掛付きの付下げです。
そんな新作のご紹介は、明日の
当ブログで記事といたしますので
お楽しみに!!
本日もお読みいただき
誠にありがとうございました。
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最善のお応えをいたします。