苧麻100%の「近江ちぢみ」着尺のご紹介です。
ご紹介 2024年6月2日
Vol.2666
本日は、『苧麻100%の「近江ちぢみ」着尺のご紹介です。』です。
愛知県岡崎市の「呉服のいちこし」
和装を選ぶ楽しさと、纏う喜びを
全力サポートいたします。
ご訪問ありがとうございます。
昨日に引き続き、夏の透ける
素材の着尺をご紹介いたします。
今日は、苧麻（ちょま）を100%
を使用し、滋賀県で織られている
「近江ちぢみ」です。
麻の織物には、欠かせない条件
があります。それは、高い湿度
と美しい水に恵まれること。
それを適えているのが、近江の
地で麻織物の産地として大きく
発展してきたのです。
滋賀県の湖東地域は、室町時代
より麻織物を産する地域として
知られています。
特に江戸時代には、越後縮や
奈良晒とならび称されるほど
の良質の麻織物の産地でした。
「高宮布」（現在の「近江上布」に
受け継がれる）の産地としてその
地位を築き、彦根藩は高宮布を保護し
将軍家への献上品としていたのです。
そんな「近江ちぢみ」は、ここ
数年、麻織物としては非常に
リーズナブルであることにも
注目されています。
で、今日ご紹介する反物は
キレイなグリン地にランダム
に横段が織り込まれています。
このランダムさが、着物として
仕上がった時に面白さが出て
着姿が、人目を引きます。
そして、ちぢみのシボが、シャリ
感と肌に張り付かず空気が通るので
涼やかなのです。
この「近江ちぢみ」着尺に
ご興味のあるお方様は、ご連絡
お待ちしています。
本日もお読みいただき
誠にありがとうございました。
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なら何でもご相談、承り必ず
最善のお応えをいたします。
