呉服屋としての大恩人の葬儀に行ってきました。
ブログ 2024年6月8日
Vol.2670
本日は、『呉服屋としての大恩人の
葬儀に行ってきました。』です。
愛知県岡崎市の「呉服のいちこし」
和装を選ぶ楽しさと、纏う喜びを
全力サポートいたします。
ご訪問ありがとうございます。
今朝は、珍しく自宅を午前8時
前に出発し、2時間半ばかりを
掛けて神戸まで行ってきました。
と言うのも、今月4日に私に
とって「呉服屋の基礎」を
教えていただいた大恩人が
亡くなられたのです。
きもの百科イトカワのオーナー
で「カリスマ」と皆に呼ばれた
糸川禎彦会長の葬儀なのです。
今日、午前11時より神戸の
本願寺神戸別院で執り行われ
参列者は、200名越え。
昨日の就寝時には、神戸時代
の事が、走馬灯のように頭を
ぐるぐる回り、寝付けません。
良い事も、そうでない事も5年
と3か月、住み込みで寝食を共
にし、ある意味貴重な時間でした。
丁度、センタープラザ西館に
新店舗をオープンする時で、
貴重な経験もさせてもらったのです。
初めて、豊岡への出張に同行
久保田一竹先生の辻が花が掲載
された季刊「銀河」を見た時の衝撃。
その「一竹辻が花」の作品を
何とか、ツテをたどって手に
入れた時の歓び。
また、中国刺繍の「汕頭」(スワトウ)
の袋帯を見て、これを着物にすれば
良いものが出来ると直感。
実際に制作して発表すれば
飛ぶように販売できたたのです。
ある定休日に自室でくすぶって
いると階下より声が掛かり、今
から京都に行くが、一緒にどうか?と。
勿論、二つ返事で、運転手で同行
し今は無き問屋さんい伺えば、
出来上がったものに刺繍などを
追加した品物が。
その会社の高齢の偉いさんが、
しきりに関心しているのが、品物
を見て良いか?悪いか?は、呉服屋なら分る。
が、この品物にどのような加工
を加えれば、より良くなるのか?
は殆ど分かる人は、いない。
が、当時からそんな事が見えて
いた、会長は、一目置かれる
存在でした。
そして、会長の口癖は、「素敵」
「what‘s new」「まっ、いいか?」。
きっと、天国でも言っている
と思います。安らかにお眠り
くださいませ。合唱。
そうそう、式場でお目に掛った
お方が、背が高く色白で上げ髪
もキリリとした和装美人。
その方のことは、明日と当ブログ
で記事といたします。こうご期待(笑)
本日もお読みいただき
誠にありがとうございました。
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