皇居三の丸尚蔵館での感動作品とは? | 着物・貸衣装・レンタルなら岡崎の「いちこし」へ。

呉服のいちこし

0564-22-3259

ブログ

皇居三の丸尚蔵館での感動作品とは?

ご紹介 2024年6月19日

Vol.2681

 

 

本日は 『皇居三の丸尚蔵館での

感動作品とは?』です。

 

 

愛知県岡崎市の「呉服のいちこし」

和装を選ぶ楽しさと、纏う喜びを

全力サポートいたします。

 

ご訪問ありがとうございます。

 

 

昨日の続きで皇居三の丸尚蔵館

での鑑賞で国宝やそれに匹敵する

作品に圧倒されました。

 

 

 

 

そして、私が最も感動した作品

のひとつは、明治32年(1899年)

に並河靖之作「七宝四季花鳥図花瓶」。

 

 

 

 

 

直径25㎝、高さ36㎝で漆黒を

バックに浮かび上がる山桜や

モミジと野鳥などが、印象的。

 

 

 

 

絵筆で描かれた様な繊細さと

ライトの当て方が巧みで

幻想的な雰囲気を醸します。

 

 

 

御下命により制作されて1900年

パリ万国博覧会に出品された作品

なのだそうです。

 

 

 

 

もう一つは、「薄に鈴虫蒔絵香箪笥」

(すすきにすずくしこうたんす)

江戸時代の17~18世紀作とされています。

 

 

 

 

高さ20㎝巾15㎝奥行き30㎝

ほどの香箪笥に三段の引き出し

が付いています。

 

 

 

 

外側の蒔絵の筆致さと共に中の

引き出しもさることながら、錠前

金具や丁番に至るまで細密さ。

 

 

 

お姫様の輿入れに持参された

作品でしょうか?当時の職人の

高度な技術に感服しました。

 

 

 

 

最後は、昭和3年(1928年)の大礼

に際して京都市が献上した高島屋呉服店

による「閑庭鳴鶴・九重ノ庭之図刺繍屏風」

(かんていめいかく・ここのえのにわずししゅうびょうぶ」。

 

 

 

金糸を織り込んだ華やかな地に

右双は、二羽の鶴が主役で左双は

菊の群生を刺繍で巧みに描写。

 

 

 

 

鶴の毛並みを刺繍糸の差し方

で表されていますし、菊の花弁

の美しさと言ったら超絶。

 

 

 

 

 

「桧垣模様」の衝立なども

糸の照りと厚さが、立体感を

生み、観る者を引きつけます。

 

 

 

こちらも当時、製作に関わった

人たちの情熱と技術力には、

目を見張るものが、あります。

 

 

 

皇居三の丸尚蔵館は、現在第1棟

のみで作品公開していますが、

令和7年には、第2棟も完成予定。

 

 

 

そうなったら、素晴らしい作品

が、より多く鑑賞できるように

なるので、その時にまた伺いたい

思っています。

 

 

 

本日もお読みいただき

誠にありがとうございました。

 

 

追伸・和服で、お困りのこと

なら何でもご相談、承り必ず

最善のお応えをいたします。

記事一覧に戻る

先頭へ

Copyright (C) ICHIKOSHI All Rights Reserved.