今では、貴重な綿絽、白地に紺色一色染めゆかた生地のご紹介です。
ご紹介 2024年7月13日
Vol.2705
本日は、『今では、貴重な綿絽、白地に
紺色一色染めゆかた生地のご紹介です。』です。
愛知県岡崎市の「呉服のいちこし」
和装を選ぶ楽しさと、纏う喜びを
全力サポートいたします。
ご訪問ありがとうございます。
「ゆかた」の色柄が、ゆかたらしく
無くなってから、随分時間が経ち
今では、白地に紺色一色などは、皆無。
画像は、お借りしました。
色柄も豊富で半衿を付けて、足袋
を履いて、小物を付ける夏着物と
してお召しになれるほどになりました。
その頃から、ゆかたをオリジナルで
染める問屋さんが、段々少なくなり
当店のお取り引き先では、無くなりました。
それこそ、当店のメインお取り引き
先の「千切屋」さんは、20年以上
前にオリジナルゆかたを止め。
5年前に廃業された「菱一」さんも
同じころにオリジナルをやめ、古渡
(こわたり)さんを取り扱っていました。
その、古渡さんもその後、染め出し
を中止、最後に残っていた「衿秀」
さんが、去年で止めてしまいました。
そう、ゆかたが、多色で多様化に
なるほど染め出しが、難しくなる
様なのです。
そこで、今日は、当店の手持ち
で、今となっては、珍しい白地
で紺色一色で染められたゆかた
のご紹介です。
当店でも最後の1反となった
白地の生地は、これも珍しく
なった、「綿絽」です。
「綿絽」の生地は、その昔ゆかた
が、夕方からお召しになるのが
習慣だった頃に登場。
暑い夏の昼間にも着用したい
主に「邦楽」の師匠たちの
要望だったと聞いています。
ゆかた地の主流「コーマ」生地より
しっかりとして、なにより「絽目」
が、ゆかた然としていません。
白地に「アザミ」の柄を伸び
やかに紺色一色で染め出して
いかにも涼しそうです。
ま、白地なので透けたり、下着の
ラインが、気になるようでしたら
居敷当を付ければ、大丈夫です。
ご興味のあるお方様は、ご連絡
お待ちしています<m(__)m>
本日もお読みいただき
誠にありがとうございました。
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