古渡(こわたり)染め「ゆかた生地」のご紹介です。
ご紹介 2024年7月22日
Vol.2714
本日は、『古渡(こわたり)染め
「ゆかた生地」のご紹介です。』です。
愛知県岡崎市の「呉服のいちこし」
和装を選ぶ楽しさと、纏う喜びを
全力サポートいたします。
ご訪問ありがとうございます。
昨日に続き、当店に比較的長く
在籍している「ゆかた生地」で
今日は、「古渡(こわたり)染」
をご紹介いたします
5年前に廃業された「菱一」さん
が、オリジナルのゆかた生地を
染めなくなってから「古渡染」に集約。
「古渡染」とは、「海を渡ってきた
古い染め」という意味で、室町時代
の頃に渡来した木綿布への染織技術
の更紗染めのことです。
その更紗染めの技術でコーマ
生地や綿紅梅生地に染めて
ゆかたとしました。
こちらは、コーマ生地に地色を
クリーム色にして、紫色の疋田
や花柄の雪輪をランダムに散らしています。
いかにも関東風の柄行でスッキリと
着こなせば、粋さが出て着物通の
ような感じとなります。
こちらもコーマ生地に染められて
いますが、青色地が「むらくも絞り」
で多色線描きのトンボが飛んでいます。
むらくも絞りで大空に雲が浮かび
そこを翅の透き通ったトンボが、
飛び交っている様子。
お若い方が、トンボの綺麗な
青色や黄色、桃色、黄緑色、
橙色などの半巾帯を締めれば
可愛らしいです。
こちらは、綿紅梅生地に青色の
地色を、そして白抜きで百合の
大輪が、開花を表わしています。
帯によって幅広い年代の方に
お召いただけます。
最後は、こちらも綿紅梅生地に
薄いブルーの地色、紺色で波紋
と金魚を染めています。
涼し気で何とも愛らしい金魚
こちらは、柄行が可愛いらしので、
40歳代位までの方にお召いただけます。
和服は、形が同じでデザインで
若さを出す事が、出来ません、
年代は、自ずと色柄次第となります。
ですので、ご自分で思われる
よりも少しだけ勇気を持って
派手な色柄に挑戦してみてください。
きっと、周りの方に好評と
なることでしょう(笑)
本日もお読みいただき
誠にありがとうございました。
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なら何でもご相談、承り必ず
最善のお応えをいたします。