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今日8月5日より山形市で「花笠まつり」開催に思う和装業界の今後?

ご紹介 2024年8月5日

画像は、お借りしました。

 

 

Vol.2728

 

 

本日は、『今日8月5日より山形市で「花笠まつり」

開催に思う和装業界の今後?』です。

 

 

愛知県岡崎市の「呉服のいちこし」

和装を選ぶ楽しさと、纏う喜びを

全力サポートいたします。

 

ご訪問ありがとうございます。

 

 

 

今日8月5日より3日間、山形市で

「山形花笠まつり」が、開催され

1万人以上の踊り手で賑わいます。

 

 

 

東北4大祭りとして知られる

「山形花笠まつり」は、カラフル

な提灯で彩られた山形市中心市街地。

 

 

 

その約1.2kmのパレードコースを

地元企業や学校、愛好会などの

参加者が列をなして華麗な群舞を

繰り広げます。

 

 

画像は、お借りしました。

 

 

参加者は、その団体のお揃い

の衣装に身を包みますが、

花笠は、統一されたもの。

 

 

画像は、お借りしました。

 

 

その笠につく花は、山形県を

最も象徴し県花でもある「紅花」

をイメージした花。

 

 

画像は、お借りしました。

 

 

「紅花」は、黄色から赤になる

花を咲かせるキク科の1年草で

 花弁から染料や口紅の元になる

色素がとれます。

 

 

 

江戸時代は、口紅として江戸や

京都で高価でも大流行したのです。

 

 

 

後年、紅花染めに使われその

色の鮮やかさや希少性もあり

ブームとなりました。

 

 

 

 

 

近年は、紅花の栽培から花の

収穫、紅餅するまでの工程、全て

が組合によって行われているそうです。

 

 

 

ですので、紅花染に欠かせない

紅餅も1年間で定量がそれぞれの

染め屋さんに配給される、との事。

 

 

画像は、お借りしました。

 

 

紅餅の配給の量が決まっている

と言う事は、1年間で紅花染めが

出来る量も決まってしまいます。

 

 

 

画像は、お借りしました。

 

 

と、言う事は紅花染めの和服を

製造する数もおのずと限られます。

 

 

 

限られた資源で限られた

数しか製造できないとなる

と希少性が、上がります。

 

 

 

和装業界は、絹糸の98%を輸入

に頼っていて値上がりが、半端

ない時期が続いています。

 

 

 

それに加え、「紅花」などの

染料が貴重となると、今後の

品物の値段が、下がることは

予想できません。

 

 

そんな、業界の先行きが心配と

なる今日8月5日「花笠まつり」

が、始ります。

 

 

 

本日もお読みいただき

誠にありがとうございました。

 

 

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