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女性和服と紋の関係、色々です。

ご紹介 2024年8月13日

Vol.2736

 

 

本日は、『女性和服と紋の関係、色々です。』です。

 

 

愛知県岡崎市の「呉服のいちこし」

和装を選ぶ楽しさと、纏う喜びを

全力サポートいたします。

 

ご訪問ありがとうございます。

 

 

 

昨日の当ブログでは、家紋(男紋)

について記事といたしましたので

今日は、女紋の色々をご紹介いたします。

 

 

 

女性の和服に紋を付ける場合、

一般的なご家庭では、家紋を

付けます(丸を取る場合が多い)。

 

 

 

が、その家の女性のみに受け

継がれた女紋がある場合は、

それを付けます。

 

 

 

 

なぜ、その家に女紋が存在する

のか?は、分かりませんが、

そういうお家もあるのです。

 

 

 

 

そして、既婚女性の第1礼装は、

「黒留袖」で背中と両袖の外側、

両胸に一つづつ、計五つ紋を日向

(ひなた)で入れます。

 

 

画像は、お借りしました。

 

 

黒地は、色がキレイに白く抜け

ないのであらかじめ紋を入れる

場所は、白くなっていてこれを

「石持ち」(こくもち)と言います。

 

 

 

画像は、お借りしました。

 

 

喪服も染抜き日向五つ紋で、

あらかじめ黒く染まっている

ものは、石持ちになっています。

 

 

 

白生地より染める場合は、染抜き

紋となり、出来上がりは同じです。

 

 

画像は、お借りしました。

 

 

未婚女性の第1礼装は、お振袖

ですが、大正や昭和初期までは

染抜き日向五つ紋を入れる場合も

あった様です。

 

 

 

最近では、お振袖に紋を入れる

事は、ほとんど無くなり入れない

事が定番となっています。

 

 

画像は、お借りしました。

 

 

 

既婚女性の第2礼装は、「色留袖」

となりますが、こちらは紋の数を

変えて入れます。

 

 

 

基本的には、染抜き日向五つ紋を

入れますが、これですと比翼仕立て

となり、格式が非常に上がります。

 

 

 

格式が、上がるとお召しになれる

お場所が、限られるため紋を三つ

や一つにして着易くする事が多く

なりました。

 

 

 

また、三つ紋や一つ紋ですと比翼

仕立にしないので、それも着易く

なる要因となります。

 

 

画像は、お借りしました。

 

 

そして、その次の礼装は、訪問着

ですが、最近訪問着に紋を入れる

場合は、ほとんどありません。

 

 

 

訪問着でも紋を入れるほど

格式のある柄付けでないもの

もあります。

 

 

 

また、紋を入れても良いごどの

格式の柄行なら、もうそれで

お召しになれば良いのです。

 

 

 

今日は、ここまでといたしますが

紋の事は、奥が深いので明日から

の当ブログで記事といたします。

 

 

本日もお読みいただき

誠にありがとうございました。

 

 

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