当店の秋冬物展示会を10月に行う理由とは？
ブログ 2024年8月27日
Vol.2750
本日は、『当店の秋冬物展示会を
10月に行う理由とは？』です。
愛知県岡崎市の「呉服のいちこし」
和装を選ぶ楽しさと、纏う喜びを
全力サポートいたします。
ご訪問ありがとうございます。
早いもので8月も今週で終わり
来週には、もう9月となり、
秋の足音が、聞けるでしょうか？
我々、和装関係者にとって
9月は、特別な月でした。
と言うのも、和服はご注文
いただいてから3~4週間で
お客様の寸法に仕立て上げます。
そこに紋入れとかパールトーン
加工などの別加工が加わると
それに日時を要します。
また、八掛を別染するとなると
4週間以上かかる場合も出てきて
しまう事もあるのです。
和装の本番は、秋から冬に掛けて
なので、それに間に合わせようと
すれば、9月のご注文は必須。
ですので、以前は9月に小売店や
デパートさんの展示会が集中し
品物が、日本全国を飛び回って
いたのです。
と言うのも、展示会を開催する
にあたり手持ちの品物では、
お客様のご要望にお応え出来
かねる場合もあり。
そんな時用に問屋さんより
品物をお借りしていました。
当然、お客様も少量の品物の
中から選ぶよりもより多くの
品物の方が、選びがいもあります。
また、品物をあれやこれやと
ワイワイ言いながら選ぶ楽しさ
も味わえます。
今週は、台風の接近で雨模様の
日が続き、気温もそんなに高く
ないようです。
が、長期予報では9月は、厳しい
残暑になり10月まで暑い日が
続くようです。
そんな暑い日に和服を選品する
気が起きないと仰れらお客様が
多くなりました。
それに、9月中旬の暑い日なら
夏物をお召しになっても良い
様な風潮もあります。
何なら10月の中旬の暑い日なら
お単衣で良いんじゃないの？
となりつつあります。
ですので、「袷」を10月に
お召しになる事が少なるなる
傾向にあるのです。
と言う事は、無理をして9月に
秋冬物を見なくても10月に
見て11月にお召しになる。
なんて事になって来るのも
自明の理なのです。
そこで、当店も9月の展示会を
ここ数年10月にずらして開催
する様になりました。
その展示会の内容は、次回
お知らせいたします。
本日もお読みいただき
誠にありがとうございました。
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なら何でもご相談、承り必ず
最善のお応えをいたします。
