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22年前にお求めいただいた和紙入りの袋名古屋帯にシミが出た対処法とは?

きものクリニック 2024年9月18日

Vol.2772

 

 

本日は、『22年前にお求めいただいた

和紙入りの袋名古屋帯にシミが出た対処法とは?』です。

 

 

愛知県岡崎市の「呉服のいちこし」

和装を選ぶ楽しさと、纏う喜びを

全力サポートいたします。

 

ご訪問ありがとうございます。

 

 

 

昨日の当ブログで、本日名古屋で

行われる茶道研修会にお召しになる

和装をご提案したお客様。

 

 

 

 

人間国宝・中村勇二郎先生が

彫られた「雪の華」と題された

型紙に透かしちりめん地に藤色

で染めた伊勢型小紋。

 

 

 

 

それにこちらも人間国宝・

喜多川俵二先生の織名古屋

帯を合わせました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして、その時に持参されたのは、

平成14(西暦2002)年9月にお求め

いただいた袋名古屋帯。

 

 

 

和紙が、織り込んである帯で

大変珍し品物ですが、全体的に

薄茶色の丸シミが、浮いていました。

(写真撮り忘れ😢)

 

 

 

勿論、パールートン加工は

施してありますが、何故か

薄汚れした感じもしました。

 

 

 

うーん、私の呉服に関わって

きた46年間で初めてのことで

原因も分りません。

 

 

 

ただ、湿気が多い環境で、よく

見られる現象と思われたので、

タンスの中に除湿剤の有無をお聞きしました。

 

 

 

何と、しょうのうは、入れてなく

防虫剤を入れているとの事。

 

 

 

それでは、除湿されていない

ので、それが原因かも?となり

早速、パールトーン社に送りました。

 

 

 

パールトーン社で、ある程度の

原因を予想していただき対応を

とるようにします。

 

 

 

 

また、当店がタンスなどに保管

する時にお勧めしている株式会社

和玄さんの「漢方敷」のご説明もしました。

 

 

 

そして、早速ご注文をいただき

ましたが、今回のことでパール

トーン化工が、万全でない事も認識。

 

 

 

保管にも細心の注意を払う必要

があります。そう言えば、最近

連日の高温多湿は以前には無かった事。

 

 

 

私もシンクしたの日本酒が、

白濁していたので廃棄しました。

 

 

 

環境の変化に合わせた保管も

大事なことと改めて教えて

もらいました。

 

 

本日もお読みいただき

誠にありがとうございました。

 

 

追伸・和服で、お困りのこと

なら何でもご相談、承り必ず

最善のお応えをいたします。

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