本格的な冬の寒さに対する和装の防寒、基本とは?
ご紹介 2024年11月8日
Vol.2823
本日は、『本格的な冬の寒さに対する
和装の防寒、基本とは?』です。
愛知県岡崎市の「呉服のいちこし」
和装を選ぶ楽しさと、纏う喜びを
全力サポートいたします。
ご訪問ありがとうございます。
本当に一気に寒さが、増して
今朝などは、部屋着をより暖かい
ものに急遽、替えました。
画像は、お借りしました。
ま、術後寒さを感じる事が
敏感となり他の人(奥)より
も寒がりとなってしまったのです。
そして、今日は昨日の続きで
寒くなってきた時の和装の
防寒対策を記事といたします。
まずは、そもそも着物の上に
羽織るものを「袷」にしますが
素材でも防寒は、変わります。
画像は、お借りしました。
おおむね、シルク素材は、暖かく
感じますが、それでもウールや
カシミヤとは比べられません。
画像は、お借りしました。
シルクで、防寒と言えば、現在
市場で見ることが、殆どなく
なった「輪奈ビロード」織。
2枚をいち度に織り上げて、その
間に渡っている糸を後から切って
仕上げます。
が、この切る作業が、非常に
重要でに両面を均等に切らない
とキレイな仕上がりとなりません。
そして、扱いが非常にデリケート
で毛羽だった繊維が寝てしまうと
そこだけ変色した様に見えてしまいます。
高価でデリケート、お仕立ても
特別難しく勿論、洗い張りなどは
出来ません。
ま、消費者目線で言えば、購入
しづらい品物となりますので、
生産が、続かなったかもしれません。
画像は、お借りしました。
それよりもウールやカシミヤの方
が扱いやすいし、既製品だから
お仕立代も掛かりません。
また、特にカシミヤは、中国製が、
出回るようになってから、非常に
リーズナブルにもなり手が出やすい。
サイズは、おおむねS・M・L対応
なので少し大きめを選ばれると着物
の裄などが、出にくいでしょう。
画像は、お借りしました。
そして、首の防寒は、ショールを
巻く事となりますが、それも大判
をお勧めします。
素材も色々ですが、やはりカシミヤ
や一時期大流行りしたパシュミナに
奥順さんの真綿まとうショールと
育てるショールなどでしょうか。
ま、奥順さんのショールの事と
その他の防寒の記事は、明日の
当ブログといたします。
本日もお読みいただき
誠にありがとうございました。
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