和服着用後のお手入れで大事なこととは?
きもの110番 2024年12月4日
Vol.2849
本日は、『和服着用後のお手入れで
大事なこととは?』です。
愛知県岡崎市の「呉服のいちこし」
和装を選ぶ楽しさと、纏う喜びを
全力サポートいたします。
ご訪問ありがとうございます。
今週末は、真冬並みの寒気が
日本列島を覆い、寒さが半端
ない予報が、出ていますね😢
そんな時、和服は、全身を覆う
ので寒さには、強いのですが
首・手首・足首をガードすると
より暖かくなります。
そんな事に気を付けて、和装を
お楽しみになられたら、より
快適に過ごせます。
そして、楽しんだ後のお手入れ
で気を付けることは、昨日の
当ブログでは、陰干しの事を
記事といたしました。
で、今日も本当にあった信じ
難い事を記事といたしますので、
皆様、お気を付け願います。
それと言うのも、衿の着用シミを
街のクリーニング屋さんにシミ抜き
を出されたお客様が、おられました。
そこでは、着物専門の悉皆屋さん
にお取次ぎするのではなく、自店
で機械を使ってシミ抜きをされていたのです。
画像は、お借りしました。
ま、機械を使えば、シミはキレイに
取れるのは、知られていますが、
それからが、悉皆屋さんの技術。
腕の見せ所なのですが、出された
クリーニング屋さんには、それが
なかった様です。
機械でシミ抜きをした衿の地色
まで抜けてキレイに白くなって
しまったのです。
画像は、お借りしました。
和装専門の悉皆屋さんなら地色
の色に合わせて染料を作り加色
する技術を持っています。
街のクリーニング屋さんには
その技術がなく、キレイに白く
抜けたまま納品されたのです。
そして、困られたお客様が当店に
持参され、事の顛末をお聞きし
こちらもビックリ仰天。
ですので、衿や袖口などの
着用汚れだけでも和装専門の
悉皆屋さんにお願いされる事
をお勧めいたします。
それか、当店の様な和服専門店
に出されれば間違いいありません。
お気軽にお申し付けくださいませ。
本日もお読みいただき
誠にありがとうございました。
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なら何でもご相談、承り必ず
最善のお応えをいたします。