西陣で帯の制作と卸をしている「紫紘」さんのモリス織名古屋帯のご紹介です。
ご紹介 2024年12月10日
Vol.2855
本日は、『西陣で帯の制作と卸をしている
「紫紘」さんのモリス織名古屋帯のご紹介です。』です。
愛知県岡崎市の「呉服のいちこし」
和装を選ぶ楽しさと、纏う喜びを
全力サポートいたします。
ご訪問ありがとうございます。
12月も後3週間で大晦日となり
いよいよ今年も押し迫ってきましたね。
そんな12月の月始めに伺った
のは、西陣で帯の製造と卸を
されている「紫紘」(しこう)さん。
友禅や型染めで製造と卸をしている
メーカー問屋さんは、数は減りました
が、まだまだあります。
ですが、帯のメーカー問屋さん
は、「紫紘」さんのほかには
ないのではないでしょうか?
企画、デザイン、織設計、製織、販売
までの工程を社内で手がけていて、これは
分業制をひく西陣の中では珍しいことです。
紫紘さんのH.P.よりお借りしました。
そんな「紫紘」さんは、山口兄弟の
お兄さんで西陣の紋織物制作の第一人者
山口伊太郎(いたろう)さんが1954年に創立。
以来、今日まで風合い、締めやすさ
を重視して 細糸を経糸、緯糸共に
多く密に織り込むことで、薄く軽く
かつしなやかな 生地となるよう設計、製造。
ウイキペディアよりお借りしました。
そんな「紫紘」さんは、19世紀に
イギリスで活躍した「モダン・デ
ザインの父」のウイリアムモリス
から取材して制作した帯を製作。
現代の街、木造ではなくコンクリート
の風景に溶け込む着物姿をイメージした
帯を発表したのです。
「スワンハウス」と題された
織名古屋帯がこちらです。
絨毯の中心に織り込まえた
花柄を再現した、洋装とも
和装ともいえない不思議な柄行。
無地場も地紋が織り込まれて
いるので全体に手が込んで見える
のも好印象。
全体柄や飛び柄の小紋に合わせて
も良いですし、紬系御召系にも合い
ますし無地一つ紋でも合わせる事が出来ます。
幅広い年代の方に締めていただける
ので、1本手持ちにあると大変重宝
する帯です。
ご興味のあるお方様は、ご連絡
お待ちしています。
本日もお読みいただき
誠にありがとうございました。
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