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本場大島紬は、最盛期の95%減の生産量ですが、機屋さんの前向きな姿勢に感化?

ブログ 2025年1月19日

Vol.2895

 

 

本日は、『本場大島紬は、最盛期の95%減

の生産量ですが、機屋さんの前向きな姿勢に感化?です。

 

 

 

愛知県岡崎市の「呉服のいちこし」

和装を選ぶ楽しさと、纏う喜びを

全力サポートいたします。

 

 

ご訪問ありがとうございます。

 

 

 

今日1月19日までが、24節気「小寒」

で明日からは、「大寒」となりその

次は「立春」、暦の上では「春」となります。

 

 

 

最近の季節は、冬は凄く寒く春と

秋の陽気の良い期間が短く夏の

暑さは、半端なくて長いですね。

 

 

 

ですので、夏の暑い時期の和装は

ちょっとと思われるお方様は冬に

和装を楽しんでくださいませ。

 

 

 

和装と言ってもカジュアルから

フォーマルまで色々ありますが

楽しむならカジュアルですよね。

 

 

 

そして、カジュアル着物の代表

みたいな着物に本場大島紬が

ありました。

 

 

 

ありました。と、書いたのは

30年ほど前まで本場大島紬は

本当に日本女性の憧れでした。

 

 

 

1枚は、タンスに入れたいが

高価なため中々、手が出し難い

品物だったのです。

 

 

 

当時、本場大島紬のお値段は

絣の細かさである程度、決まって

いていました。

 

 

 

5マルキから7マルキ、その上が

9マルキとなり、今では12マルキ

まであるそうです。

 

 

 

で、先日伺った「キモノスイッチ

ホーラム」にも本場大島紬の機元

さんが出店されていてお話をしました。

 

 

 

 

その名も株式会社「夢おりの郷」の

南晋吾社長さんが、おひとりで

参加されていたのです。

 

 

 

お話を伺えば、本場大島紬は昭和

50年代に最盛期となり奄美産と鹿児島

産を合わせて年間約30万反を生産していたそうです。

 

 

 

それが、昨年あたりでは両産地で

2,000反台となっているそうで、

最盛期の95%減産だそうです。

 

 

 

そして、以前の様な絣の細かさ

を前面に出さず、新しい事に

チャレンジしている、と。

 

 

 

そこでは、養蚕から糸取りをし

サンゴを粉砕した煮汁で下染し

タテぼかしを染めたりしているそうです。

 

 

 

 

ま、自家製養蚕で賄える糸は

極限られているが、それをする

事で糸に詳しくなる、と。

 

 

 

そして、サンゴの煮汁で下染

する事で生地自体にしなやかな

着心地と光沢を実現させます。

 

 

 

また、タテぼかしで染める事で

セミフォーマルの需要にも

応えていける、との事。

 

 

 

その他にも他産地とのコラボ

して製作した着物や帯もあり

出来る事は、何でも挑戦する。

 

 

そんな前向きなお話を伺って

当店も現状維持は後退を意味

するので少しでも前進できるようにします。

 

 

東京出張の意義が、ありました(笑)

 

 

本日もお読みいただき

誠にありがとうございました。

 

 

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