お客様よりお仕立ての打診があり当店の仕立て屋さん事情を考える?
お仕立て 2025年3月17日

Vol.2952
本日は、『お客様よりお仕立ての打診が
あり当店の仕立て屋さん事情を考える?』です。
愛知県岡崎市の「呉服のいちこし」
和装を選ぶ楽しさと、纏う喜びを
全力サポートいたします。
ご訪問ありがとうございます。
昨日、来週の日曜日23日より25日
まで当店で開催する「伊勢型小紋・
人間国宝三人展」の案内状を持参したお客様。
よくお話をお聞きいただいた後
「所でいちこしさん、お仕立ては
どちらに出されるの?」とお尋ねに。
当店は、お仕立ての道に入られて
約60年のベテランお仕立て屋さん
を専属でお願いしている事を告げると。
なんと、上皇后の美智子様と
全く同じ反物を「下賜」されて
2年が経たれるとの事。
大事な反物なので、上手なお仕立
屋さんに出したいと思って年数
だけ経過してしまったようです。
それをお聞きして、当店専属の
お仕立て屋さんは、ベテランで
信頼が置けます。
ですが、何せお年がお年なだけ
黒い地色の喪服や黒留袖は、数年
前よりお仕立できないと宣言されています。
また、「下賜」されるような反物
を万が一の事が、あれば取り返しが
付きません。
そこで、当店の専属では、ありませんが
当店が、喪服や黒留袖のお仕立てを
お願いする京都の和裁所をご紹介しました。
そこは、いわゆる「男仕立」で
お仕立代は、少しお高くなります
が、キレイに仕上げて信頼できる所。
また、お仕立物が、全国より
集まってきますので、出来上がる
までに時間が、掛かります。
そんな事をお伝えして、店に
買えると一通のメール便が、
届いていました。
京都で和服のお仕立てや悉皆
などをと和装品のメーカーを
されている株式会社カタヤさん。
当店の専属のお仕立て屋さんも
いつ迄も仕事が、出来る訳では
なので考えていかなければなりません。
ただ、京都の会社にお願いする
となると、送料やお直しなどが
どうなるか思案のしどころ。
でも、何時かは切り替えて
行かなければなりない事を
通説の感じたお仕立て屋さん
の話でした。ウーン。
本日もお読みいただき
誠にありがとうございました。
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