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今月23日より当店で行う「伊勢型小紋・人間国宝三人展」では「満彩綴」帯も陳列いたします。

ご紹介 2025年3月18日

Vol.2953

 

 

本日は、『今月23日より当店で行う「伊勢型小紋・

人間国宝三人展」では「満彩綴」帯も陳列いたします。です。

 

 

 

愛知県岡崎市の「呉服のいちこし」

和装を選ぶ楽しさと、纏う喜びを

全力サポートいたします。

 

 

ご訪問ありがとうございます。

 

 

 

来週の日曜日、23日より当店で

開催する「伊勢型小紋・人間国宝

三人展」では、伊勢型小紋だけで

なく帯の出品もあります。

 

 

 

 

それも、織物としては最古の

技法と言われている「爪掻き

綴れ織り」の名古屋帯です。

 

 

 

 

爪掻きとは、機に張った経糸に

緯糸を通し、その後に爪で緯糸

を詰めていく技法です。

 

 

 

 

その為、職人は掻く爪、概ね

中指の爪をギザギザにして

お手入れを欠かしません。

 

 

 

そう、通常の手織帯で行う「筬(おさ)」

で緯糸を詰めていくのではなく

職人の爪を筬にして緯糸を詰めます。

 

 

 

ですので、その職人の感覚

だけでその帯の出来上がりの

風合いが決まってきます。

 

 

 

これ、本場結城紬の機で経糸を

織子の腰の引っ張り加減で調整

する織り方と似ているかもしれません。

 

 

 

 

そして、古今さんの「満彩綴」と

名付けられて帯は、伝統工芸士

の西田満氏が、ひとりで織られています。

 

 

 

で、通常の手織りの袋帯でも

名古屋帯でも柄は「紋紙」に

沿って織り上げいくのが定石。

 

 

 

でも、西田さんは、「紋紙」を

使用せずご自分の経験で柄や

ぼかしを織り上げて行かれます。

 

 

 

 

出来上がりを想像しながら

緯糸を通し、ここにこの色糸

を詰めるなどをされているのです。

 

 

 

ですので、同じような帯を織り

上げる事は、可能ですが全く

同柄・同色は、不可能に近く。

 

 

 

 

西田氏の織り上げる「満彩綴」帯

は、世界に1本しかないつづれ帯

となるのです。

 

 

 

そんな、貴重な「満彩綴」帯の

出品もある「伊勢型小紋・人間

国宝三人展」。

 

 

 

ご興味のあるお方様は、ご招待状

をお送りしますので、当店まで

ご連絡お願いいたします。

お待ちしています<m(__)m>

 

 

 

本日もお読みいただき

誠にありがとうございました。

 

 

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なら何でもご相談、承り必ず

最善のお応えをいたします。

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