譲られた和服を二部式の着物にお仕立替えのご依頼です。
きもの110番 2025年4月15日

画像は、お借りしました。
Vol.2984
本日は、『譲られた和服を二部式の着物に
お仕立替えのご依頼です。』です。
愛知県岡崎市の「呉服のいちこし」
和装を選ぶ楽しさと、纏う喜びを
全力サポートいたします。
ご訪問ありがとうございます。
今日4月15日より24節気「清明」
の末候で72候では、「虹始見」
(にじはじめてあらわる)
雨の後に虹が出始める時季、と。
画像は、お借りしました。
今年初めて見る虹を「初虹(はつにじ)」
と言って、春の終わりに近づき、いよいよ
季節が、夏に向かっているサインです。
実際、今週末には最高気温25度
を越える「夏日」になる予報が
出ています。
かと言って、20度前後の日も
予報されていて、日によって
寒暖差が、ある様です。
そんな不安定な気温の予報が
出た昨日は、岡山のお客様より
ラインでご質問を承りました。
画像は、イメージでお借りしました。
内容は、亡くなられた実母の
和服をご実家より持ち帰って
来たそうです。
ですが、如何せん寸法を直さない
とお召しになれないのは、分かった
いました。
で、寸法をお直しするよりも
二部式の着物にお仕立替えする
方が、良いのではないでしょうか?と。
お二人おられる娘さんのご長女
さんは、嫁がれていてお子さんも
男女おられます。
次女さんは、独身で芸術系のお仕事
をご実家で続けられていて、たまに
ご実家を手伝われている様です。
そして、お二人とも「もう着物は
いらない」宣言されたのだそうです。
そして、お客様もよーく考えたら
お召しになられる着物も限られて
いますし、お手入れも自信がない、と。
いっその事、今後不要と思われる
和服は、手放そうか?ともお考え
の様なのです。
で、当店としてのお答えは
二部式の着物にお仕立替えは
可能であること。
ですが、二部式の着物にも色々な
お仕立て方が、あるのでその事
をお伝えしました。
画像は、お借りしました。
そう、二部式のお仕立ては、単純に
上着と腰衣に分けて、帯を締める
タイプと、上着は帯を締めないタイプ。
で、結論としては、一度両方のタイプ
も二部式をお仕立てしてみて、試して
見る事となりました。
この様なご相談でも承ります。
お気軽にご連絡お待ちしています。
本日もお読みいただき
誠にありがとうございました。
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