椿ののれんに掛け替えてお茶席での椿柄の和装、ご注意を!
ご紹介 2020年1月21日
Vol.1069
本日は、「椿ののれんに掛け替えて
お茶席での椿柄の和装、ご注意を!」です。
岡崎市の呉服屋、呉服のいちこし。
最適な和装で笑顔あふれるご提案!
貴方の和装・お助けマン
山脇寿人です。
ご訪問ありがとうございます。
1月15日の松の内までは
今年の干支「ねずみ」の
のれんを掛けていました。
16日からは「椿」柄の
のれんに掛け替えています。
「椿」は12月より4月に
開花する、今一番「旬」の
植物のひとつです。
ですので、今に時期に
「椿」柄の和装をしていれば
おしゃれ度が上がります。
お借りしました。
ですが、今の時期の「椿」柄
お茶席では、お召しにならない
方がよろしいかと。
それは何故か?
1月20日より2月末までに
お茶席に釜を掛けられる
先生方は、今最も旬の「椿」を
しつらえる事が多いのです。
お借りしました。
「椿」のしつらえに「椿」柄の
和装では被ってしまいます。
洋装でも色柄が被ると
良い心持ちがしないのと同じ。
特にお茶道の世界では、
相手を想う「おもてなし」が
大事にされています。
この時期のお茶席に「椿」の
しつらえがある事は、容易に想像でき、
そんな時お客様は
「逆おもてなし」で「椿」柄を
避けるのです。
それでは、お客様が「椿」柄を
お茶席にお召しになる時期は
いつが良いかと言えば
3月の1ヶ月間が良いでしょう。
4月になると「椿」の旬が過ぎ
名残の季節となります。
先取りを「おしゃれ」とするなら
4月には、お召しにならない方が
良い事となります。
そんな配慮が出来ると
良いですよね!
そして、当店ののれん、
2月中旬には「梅」柄に
掛け替える事にします。
本日もお読みいただき、ありがとうございました。