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令和2年・立春大吉お年玉セール併催の着物お直し相談会に持ち込まれたご相談とは?

ご紹介 2020年2月8日

Vol.1087

 

 

 

本日は、「令和2年・立春大吉お年玉セール

併催の着物お直し相談会に持ち込まれたご相談とは?」です。

 

 

 

岡崎市の呉服屋、呉服のいちこし。

 

 

 

最適な和装で笑顔あふれるご提案!

貴方の和装・お助けマン

山脇寿人です。

 

 

ご訪問ありがとうございます。

 

 

 

昨日より開催の

令和2年・立春大吉お年玉セール

着付け教室の渡辺先生が

生徒さんをお連れくださいました。

 

 

 

お一人は、当店で道中着を

作らさせていただいたS様。

 

その道中着姿。

 

 

今回は、着物お直し相談会も

併催しています。

 

 

で、そのS様がお手持ちの着物の

ご相談を受けました。

 

 

 

 

叩きローケツ染の着物、

背中に抜き一つ紋が入っています。

 

 

 

 

お嫁入の時の着物で

随分派手になったので

染め替えをご希望でした。

 

 

 

着物の染め替えをする時の

手順は、まず着物を解き

洗い張りをします。

 

 

 

洗い張りとは、、着物の縫い糸をほどいて

反物(たんもの)の状態に戻し、

水洗いをして着物をキレイにする方法です。

 

 

 

キレイになってから地色を

染めてお仕立てをします。

 

 

 

この工程では、洗い張り代

染色代、お仕立て代が掛かります。

これ、結構な金額となります。

 

 

 

その結構な金額を圧縮する事が

出来るのが「丸染」です。

 

 

 

 

そう、着物を解かずに

洗い張りもせずに

着物の状態で染色します。

 

 

 

当然、お仕立て代もかかりません。

掛かる費用は、「丸染」代のみ。

(丸染後地直しが必要な時は

その分の費用は発生します。)

 

 

 

この「丸染」が定額30,000円と

消費税で出来てしまいます。

 

 

 

ただ、今回の着物は

叩きローケツ染で

抜き一つ紋付きですので

その部分がどのように

仕上がるかを業者さんと

相談しなければいけません。

 

 

 

 

一旦、色を抜いた後に

染色するのならキレイに

仕上がります。

 

 

 

ですが、今ある色に

色を掛けると、どうしても

地色の影響が出やすいのです。

 

 

 

染める色は2018番のグレー。

この明度なら地色の影響は

少ないと思います。

 

 

 

 

出来上がりは、約30日後

どの様に染め上がるか楽しみです。

その時は、ご報告いたします。

 

 

 

本日もお読みいただき,ありがとうございました。

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