譲られた着物が小さい時、寸法直しでお召しになる事が出来ます。
きものクリニック 2020年5月2日
Vol.1174
本日は、「譲られた着物が小さい時
寸法直しでお召しになる事が出来ます。」です。
岡崎市の呉服屋、呉服のいちこし。
最適な和装で笑顔あふれるご提案!
貴方の和装・お助けマン
山脇寿人です。
ご訪問ありがとうございます。
昨日、昼間に苦労した
「持続化給付金」の申請。
ブログ仲間やラインアットでの
ご助言をいただき19時過ぎに
無事、申請が出来ました。
皆様、ありがとうございました。
諦めずに目的を達成する。
これ和服でも言える事です。
お祖母さんやお母さんより
譲られた和服、着てみたいけど
寸法が合わない、なんて事が
よくあります。
身丈や裄丈が合わない。
長くて着難いなら短く
すれば良いだけの事。
これある意味、簡単。
寸法直しでは、短い着物を
長くする事が多々あります。
それは、大概のお孫さんや
お子さんはお祖母さんや
お母さんより発育状態がよく
体格がいいからです。
身丈を伸ばすには、どれだけ
伸ばせば良いかを着る方の
身長より割り出します。
年齢や体格にも依りますが
身長プラス5㎝ほどで良いかと。
何故年齢が身丈に関係するかと
言うと、若い方は帯を胸高に
締めますし、高齢になると
下に締めます。
胸高に締める方が「おはしょり」が
長くいりますので身丈も長くなります。
で、お仕立ての仕方で
身丈に縫い込みがあれば
それを伸ばします。
縫い込みがない場合や
縫い込みでは足らない時は
別布を継ぎ足します。
なるべく着物に合った別布を
付ける様にしていますし
今回は、剣先(赤丸)にも
足しています。
この様に寸法が合わない着物
でもお召しになりたいと
思われる様でしたら
こんな方法でお召いただけます。
裄丈の伸ばし方は
明日投稿します。
お楽しみに!
本日もお読みいただき
誠にありがとうございました。