京都出張で明るい未来が見えた呉服業界。
ご紹介 2020年6月11日
Vol.1216
本日は、「京都出張で明るい未来が見えた呉服業界。」です。
岡崎市の呉服屋、呉服のいちこし。
最適な和装で笑顔あふれるご提案!
貴方の和装・お助けマン
山脇寿人です。
ご訪問ありがとうございます。
昨日の京都出張、めっちゃ
いい出会いがありました。
それは、品物との出会い
それを作る人との出会い
作る人を育てる会社との出会い。
何が欠けても今回の出会いは
ありませんでした。
そして、品物の見方や
今までの思い込みが
吹き飛びました。
それは、何故か?
今までは、京友禅は京都で
江戸友禅は東京が本場と
思い込んでいました。
なので、十日町(新潟県)の
染物は京都よりも一格、
落ちる様に思っていました。
十日町の織物は、素晴らしい
品物を生み出していましたが
染物は、どうなのとの思い。
事実、数十年前では京友禅に
勝る品物は少なかったのです。
それが、今や同等の品物が
出来上がっていますし
京都では見られない新しい
試みもされています。
そして一番驚いた事が品物の
企画から出来上がりまでの
作業工程を1社で完結する事です。
京友禅の特徴は、分業制、
約20~25の工程をそれぞれの
職人が行い、それを纏めるのが
悉皆屋さん。
お借りしました。
ですので、大手資本が入り難く
伝統が守られてきました。
その常識にとらわれず1社完結
する所が素晴らしい。
これ、数年前より危惧していた
事ですが、京友禅の工程の
どこが1か所が欠けると
品物が出来なくなります。
それは、業界の存続に係る大問題。
ですが、1社完結出来れば
その心配は無用となります。
こんな心強い事はありません。
それも京友禅に勝るとも
劣らない品物が出来ているのです。
そんな素晴らしい出会いが
あり、それを今秋には
皆様にお披露目できるよ
準備して行きます。
それまで今しばらく
お待ちくださいませ。
その時には、よろしく
お願いいたします。
本日もお読みいただき
誠にありがとうございました。