今日6月21日、二十四節季は「夏至」で七十二候は「乃東枯」です。
ご紹介 2020年6月21日
Vol.1226
本日は、「今日6月21日、二十四節季は「夏至」で
七十二候は「乃東枯」です。」です。
岡崎市の呉服屋、呉服のいちこし。
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貴方の和装・お助けマン
山脇寿人です。
ご訪問ありがとうございます。
着物手帳を見て今日は
二十四節季は「夏至」と
七十二候は「乃東枯」(なつくさかるる)。
「夏至」は、言わずと知れた
昼間が一年で一番長い日。
太陽の日中高度が一年で一番高く、
日照時間が最も長くなり、
この日を境に冬至へ向かって
日が短くなっていくそうです。
冬至と比べると5時間余りも
昼の時間が長くなるそう。
「冬至」辺りでは、午後5時で
薄暗くなりますが、「夏至」では
午後7時でも明るいです。
また朝、日の昇るのも
早くなります。
「冬至」では、柚子湯に入ったり
カボチャを食す習慣がありますが
「夏至」には、何もありません。
と、思って調べてみると
関東地方では、小麦で焼餅を
作って神様にお供えする。
関西地方では、タコを食し
福井県ではサバを食すようです。
三河地方では、何もありませんが
私が知らないだけかも?です。
そして、知らないついでに
「乃東枯」(なつくさかるる)。
どこをどう読んだら
「乃東枯」が「なつくさかるる」に
読むことが出来るのか。
もう、チンプンカンプン!
で、「夏枯草が枯れる頃」という
意味だそうです。
お借りしました。
「夏枯草」(なつかれくさ)とは、
「靭草(うつぼくさ)」の異名で、
冬至に芽を出して夏至に枯れる
といわれる珍しい植物。
6月ごろから花穂に綺麗な紫色の
花がいくつも咲くようです。
「冬至」に芽を出し「夏至」に
枯れる。に思う事が。
これ、先日のzoom勉強会で学んだ
自分の「弱み」と思っていたことが
実は、まさかの「強み」なのだ、と。
「靭草(うつぼくさ)」の枯れて
茶色くなった花穂は漢方薬になるそうです。
乾燥させたものを煎じて飲むと、
利尿や消炎作用、血圧降下などにも
効果があるようです。
今の入梅時期、多湿でカビなどの
繁殖により疫病の流行る事が
多かったようです。
そんな時、「靭草(うつぼくさ)」の
漢方薬が役にたったのでは無いでしょうか?
普通の季節と違う時に芽を出し
花を咲かせ枯れる事が人間の
役に立つ。
「弱み」が「強み」になる事に
通じている様に思うのは
私だけでしょうか?
それにしても
「乃東枯」が「なつくさかるる」とは
どうしても読めませんよね。
本日もお読みいただき
誠にありがとうございました。