天気の良い日に店内を夏の設えに替えて見た目も涼しく。
ブログ 2020年6月30日
お借りしました。
Vol.1235
本日は、「天気の良い日に店内を
夏の設えに替えて見た目も涼しく。」です。
岡崎市の呉服屋、呉服のいちこし。
最適な和装で笑顔あふれるご提案!
貴方の和装・お助けマン
山脇寿人です。
ご訪問ありがとうございます。
本日6月30日、1年の半分が経過し
キャッシュレス決済の恩恵が終わり
プラスチックレジ袋の無料、最終日。
(先行して有料店舗もありました)
そして、そして当店の
決算日となります。
昨年7月1日より本日までの
この1年間の締めくくりの
日となります。
今年度も難しい立ち上がりから
今年に入ってのコロナの関係で
厳しい数字が予想されます。
数字は、厳しくとも
やる事はやらねばなりません。
季節の移ろいに敏感な
職種ですのでお店の
設えを夏仕様にしました。
店頭の品物は、6月初旬より
夏物やゆかたを陳列していますが、
設えは今時期に行います。
幸い、昨日の定休日は天気も
良く絶好の模様替え日。
まずは、仏間のシルク段通を
取り除き、籐の敷物に敷き替え。
この籐の敷物、もう20年以上
使用していますが、夏のみ
敷くのでそんなに痛みもありません。
ただ、年を経て新品時よりも
深味のある色(あめ色)に近く
なった様に思われます。
また、籐には抗菌・殺菌作用があり
ホルムアルデヒドなどの、
有害物質を吸着するようです。
ですので、アレルギー体質の方や
シックハウス対策に有効です。
籐敷物の質感は肌触りが良く、
ひんやりした清涼感があります。
籐は加工後も「呼吸」をする素材ですので
呼吸することによって湿度調節をして
室内は快適な状態に保たれます。
そしてそこに麻の夏座布団を敷けば
見た目も涼し気となります。
籐敷物の次は障子にお座敷すだれを
掛けます。
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この、お座敷すだれ、京都の
町家ではお馴染みですが
三河地方で見る事は稀です。
お借りしました。
八坂神社。
元々、宮中や武家で、身分の高い人
と低い人との空間を隔てるために
使われていた『御簾(みす)』が、
現在のすだれの原型だそうです。
それを一般の人々も使える
暑さよけの道具として、
『お座敷すだれ』を考案され
暑い京都で普及しました。
籐の敷物とお座敷すだれ
麻ののれんを掛けて
見た目涼しく夏本番を迎えます。
でも、今日は一日中雨で
時に激しい雨の予想ですので
出足がちょっと?ですね。
本日もお読みいただき
誠にありがとうございました。