晴れた日にゆかたでお出掛け、嬉しいな!ゆかたの基本ご紹介。その2。
ご紹介 2020年7月12日
Vol.1246
本日は、「晴れた日にゆかたでお出掛け、嬉しいな!
ゆかたの基本ご紹介。その2」です。
岡崎市の呉服屋、呉服のいちこし。
最適な和装で笑顔あふれるご提案!
貴方の和装・お助けマン
山脇寿人です。
ご訪問ありがとうございます。
昨日は、午後より晴天となり
天気が良いと一気に気温が上り
それはそれで体に堪えます。
そして、昨日のゆかたの続き、今日は
綿素材以外のゆかたのご紹介です。
まずは、絹糸の絹紅梅、透け感を
出す織り方に太い木綿糸を
格子状に織り込んで行きます。
ワッフル状に凹凸ができる為
肌に張り付かず風が通る間が
出来るので涼やかです。
ただ、ゆかたとしてお召しに
なる場合は、足のラインなど
透けてしまいますので
ゆかたスリップなどインナーが
必要となります。
長襦袢と名古屋帯を合わせれば
夏着物としてお召いただけます。
この着方の方が絹紅梅には
合っているかもしれません。
麻と綿糸を混紡した
綿麻素材のゆかたもあります。
麻は、肌触りがひんやりし
通気性も良く肌の熱を逃がし
やすい素材。
また吸水性があり、速乾性にも
優れています。
シワになりやすいという
麻の特徴も、綿を混ぜることで
シワがよりにくい生地になっています。
お借りしました。
言わば、麻と綿の良い所取り。
柄行によって長襦袢に半幅帯や
名古屋帯で夏着物となります。
最後は、化繊素材のゆかた。
化繊と言うとポリエステルと
ナイロンを思います。
どちらも 石油と天然ガスから
取り出した成分で出来ています。
ポリエステルは 木綿の代用品と
して開発されました。
柔らかさや速乾性があり丈夫。
なので衣服にたくさん使われ、
浴衣やきものにポリエステルの
ものが あります。
そんなポリエステル素材で
今、広がっているゆかたは
東レの「セオ・アルファ」。
お借りしました。
当店での取り扱いは
ありませんが、吸湿性
速乾性、通気性に優れ
サラリとした肌触り。
ご自宅で洗えてシワに
なり難く、扱いやすい
素材として人気があります。
最新のインクジェットで
染めるので、友禅の様に
凝った細かいデザインの
ものもあります。
ただ、化繊素材はなめらかですが
滑りやすいので、着付けの時に
苦労するかも。
ま、これできれいに着付けが
出来れば、絹や麻、綿素材など
へっちゃらとなります。
勿論、長襦袢を合わせれば
夏着物としてランクアップします。
ゆかたの素材も色々ありますが
お召しになってお出掛けする時は
ルンルン・ウキウキです。
今年は、夏の行事がありませんが
新しい生活様式で楽しみましょう。
当店も7月20日は、ブログ仲間と
そのお友達で「ゆかたでビヤホール」
行います。
ソーシャルディスタンスに
気を付けて楽しみますね。
本日もお読みいただき
誠にありがとうございました。