今日は、「大暑」(たいしょ)で「桐始結花 」(きりはじめてはなをむすぶ)。
ご紹介 2020年7月22日
Vol.1256
本日は、「今日は、「大暑」(たいしょ)で
「桐始結花 」(きりはじめてはなをむすぶ)。」です。
岡崎市の呉服屋、呉服のいちこし。
最適な和装で笑顔あふれるご提案!
貴方の和装・お助けマン
山脇寿人です。
ご訪問ありがとうございます。
今日7月22日は、24節季で
「大暑」(たいしょ)
72候では「桐始結花 」
(きりはじめてはなをむすぶ)。
「大暑」は文字通り梅雨明け直後の
一年で最も暑い時期を言います。
もう字を見ただけで汗が
噴き出しそう。
実際今日は、早朝から
暑く全く暦通りです。
そして72候の「桐始結花 」
(きりはじめてはなをむすぶ)。
お借りしました。
桐は、初夏に薄紫色の花を咲かせ、
盛夏を迎える頃、卵形の実を結びます。
お借りしました。
長さ3cmほどの実の中には、
翼のある種子がたくさん入っており、
風に乗って飛散するそうです。
桐は10メートル以上と大きくなり
花も高い場所に咲くため、
目にする機会は少なく、
地に落ちてから知ります。
古来より高貴な木とされ、
家紋や紋章の意匠に取り入れ
花言葉は、「高尚」。
五三の桐紋
桐のご紋は天皇家、豊臣秀吉、
日本政府で使われ、500円硬貨の
絵柄にもなっています。
そんな桐は、国内産木材の
最軽量で湿気を通さず、
割れや狂いが少ない特徴を持ち、
高級木材として使用されてきました。
お借りしました。
桐の和ダンスは、和服に
最適なタンスの一つです。
湿気を嫌う正絹和服に
桐のタンスは、湿度を吸収し
膨張するので湿気のタンス内への
侵入を防ぎます。
また、乾燥時には収縮して
空気の流通を良くします。
これ、和服にとって優しく
力強い味方となります。
お借り祖ました。
また、燃焼にも強く家屋が
全焼しても桐のタンスは
表面が焦げるだけ。
収納の和服は、何とも
影響を受けません。
そして、表面を削れば元の
木目が美しく表れます。
現在では、お嫁入り道具として
和ダンスをお持ちになる事が
稀となりました。
が、もしお持ちになられるのなら
無垢の総桐タンスをお勧めします。
そしたら、和服も長持ちして
長年お召いただけます。
それにしても今日は、暑い!暑い!
本日もお読みいただき
誠にありがとうございました。