雪花絞りをご紹介させて下さい!
ご紹介 2017年7月6日
呉服のいちこしの山脇寿人です。ご訪問ありがとうございます。
本日は、雪花絞りをご紹介させて下さい!です。
いよいよ夏本番、ゆかたの季節がやってまいりました。
染め上がると雪の結晶のような紋様が浮かび上がることから「雪花(せっか)」と呼ばれるようになりました。
ゆかたの産地にも色々ありますが、当店の雪花絞りは地元愛知県は有松・鳴海絞です。
有松・鳴海絞は、経済産業大臣指定伝統的工芸品になっていてそのシールが一品づつ貼ってあります。
雪花絞りは、正に職人の技の結晶で工程は、まず生地を畳む事から始まります。
13メートルの白生地を4っか6っの蛇腹に折りますがやり直しが効かず慣れた手先で慎重に折らないと
染めた際の雪花柄が大きく歪んでしまいます。
折り込んだ三角形の染める箇所(頂点・底辺)や染色の深さ、時間によって唯一無二の雪花になります。
伝統的工芸品の雪花絞りにご興味のあるお方様は、お気軽にお立ち寄り下さいませ。