「青柳」さんの染袋帯のご紹介です。
ご紹介 2020年10月30日
Vol.1359
本日は、「「青柳」さんの染袋帯のご紹介です。」
岡崎市の呉服屋、呉服のいちこし。
貴女とお場所に合った最適和装をご提案!
貴女の和装のお助けマン、 山脇寿人です。
ご訪問ありがとうございます。
「青柳」展は終わりましたが
「青柳」さんの技術の特徴、
色々の作業を経て一つの
品物を作り上げてゆきます。
今回ご紹介する袋帯は
「桶絞り」「友禅染」「刺繍」
「箔置き」の工程を経て 出来上がっています。
「桶絞り」とは、染める部分の
生地を桶の外側にだし、染めない
部分を内側に入れてしっかり 蓋をし、
桶ごと染料液につけて 染め上げる技法。
染色前と後、お借りしました。。
1回で1色を染めるので 色が
違えばその回数だけ 染める事になります。
「友禅染」は、糊を防染にして
染料が他にはみ出さない様に
描いてから染める技法。
手で描いて、手染めするので
大変手間が掛かります。
「刺繍」や「箔置き」は文字通りの
手で刺繍して金箔を張り付ける行程。
それを1本の帯に施して
出来上がった袋帯です。
それぞれの技術が融合して
高め合い素晴らしい品物となり
お客様の手に渡ります。
今回の帯は、染帯ですが
刺繍や箔を置く事で格式が
上りおしゃれから、軽い
フォーマルな着物まで
締めていただけます。
そんな「青柳」さんの素晴らしい
品物、また機会がありましたら
ご紹介いたします。
本日もお読みいただき
誠にありがとうございます。