明日の「炉開き」のお茶会に男物着物、羽織、袴一式間に合いました。
ご紹介 2020年11月14日
Vol.1373
本日は、「明日の「炉開き」のお茶会に
男物着物、羽織、袴一式間に合いました。」
岡崎市の呉服屋、呉服のいちこし。
貴女とお場所に合った最適和装をご提案!
貴女の和装のお助けマン、 山脇寿人です。
ご訪問ありがとうございます。
茶道の世界では、11月にお茶を
点てる時のお釜のサイズや置き方
を変えます。
10月まで使っていた風炉から
寒くなると炉に変わります。
お借りしました。
釜は炉用は大ぶりの炉釜、
風炉は小ぶりの風炉釜、
炭は炉用の方が長くなります。
炉に変わる時のお茶会を
「炉開きの茶会」と言い茶道では
お正月の様なお茶会となります。
そんな「炉開き」のお茶会に
参加されるお客様のご子息の
お茶会用着物一式を作らせて
いただきました。
まず着物は、グリン系の御召
無地に同系色の色糸で刺繍紋を
入れました。
御召とは、糸を染色してから
織り上げて着物生地にします。
この先染めの着物地は、地色を
抜いて紋を入れる事は出来ません。
ですので、紋入れの場合
縫い紋入れとなります。
それに道中用の羽織をグリンの
着物と同系色の濃い色を選びました。
お茶会では、羽織は着用しませんが
道中に羽織をお召しなられの方が
格好がさまになります。
それに紬地の茶系の袴。
この袴のお仕立てに苦労しました。
当店専属のお仕立て屋さんでは
縫う事が出来ず京都の取引先も
期限に間に合いません。
(11月15日に着用の為)
困っていると問屋さんの
当店係員のご実家が仕立屋さんで
何とかお願いをして間に合う事が
出来ました。(良かった!)
それに長襦袢や角帯、羽織紐
腰紐に足袋と本畳台に革の鼻緒の雪駄。
先月30日にご注文をいただき
縫い紋入れやお仕立てなど
皆さんのご協力のお陰で
本日、無事納める事が出来ました。
これで、明日の「炉開き」の
お茶会参加の第一歩は整いました。
明日も良いお天気のようです。
素晴らしいお茶会となりますよう
陰ながらお祈りをします。
本日もお読みいただき
誠にありがとうございます。