和装の鳥の模様は、色々な意味を持った柄行です。 | 着物・貸衣装・レンタルなら岡崎の「いちこし」へ。

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和装の鳥の模様は、色々な意味を持った柄行です。

ご紹介 2021年1月15日

Vol.1436

 

 

本日は、「和装の鳥の模様は、色々な意味を持った柄行です。」  

 

 

岡崎市の呉服屋、呉服のいちこし。

 

貴女とお場所に合った最適和装をご提案!

貴女の和装のお助けマン、 山脇寿人です。

 

ご訪問ありがとうございます。

 

 

 

今日は、1月15日「小正月」で

年神様をお迎えする「大正月」も

この日まででひと段落します。

 

 

 

お正月中、忙しくしていた女性たち

が一息つく事から「女正月」とも

言われた様です。

 

 

 

 

また、1年の健康を願ってお米と

小豆を炊き込んだ「小豆粥」を

食す習わしもあった様です。

 

 

 

 

 

そして、今日から72候では

「雉始啼」(きじはじめてなく)

となります。

 

 

 

 

雉の雄が、雌に求愛する為

「ケーン、ケーン」と

鳴き始める頃なのです。

 

 

 

私も驚きましたが、日本の

国鳥は、鶴でも朱鷺でもなく

雉なのだそうです。

 

 

 

 

また、宮廷や貴族の間では

美味として好まれ、天皇が

正月の祝に用いたされています。

 

 

 

 

 

和装では、鳥の模様を縁起が

良いとして多く使われています。

 

 

お借りしました。

 

 

 

鶴の模様は、長寿の象徴で

おめでたい柄です。

 

 

 

1度、結ばれると夫婦として

一生を添い遂げる鳥である為

結婚式用の着物や帯に相応しい

柄です。

 

 

お借りしました。

 

 

おしどりは、仲睦まじい

夫婦を象徴した柄。

 

 

 

雄と雌が仲良く寄り添う

姿から、夫婦円満を意味し

桃山時代より盛んに使われています。

 

 

 

お借りしました。

 

 

雀は、親しみやすく繁栄や

豊作を表わす吉祥柄。

 

 

 

お借りしました。

 

 

また、振袖の時の帯結びで

良く知られている「ふくら雀」は

膨らんだ雀を正面から見て

羽根を伸ばした姿を図案化したもの。

 

 

 

 

こちらも福と繁栄を願う

意味がある縁起の良い

結び方です。

 

 

 

 

お借りしました。

 

 

 

孔雀は、災厄や子孫繁栄を

象徴する柄。

 

 

 

孔雀は、毒蛇や害虫を食べる程

生命力が高いので邪気を払うと

信じられてきた鳥。

 

 

 

また、繁殖力も強いため

子孫繁栄の意味を持つ鳥で

婚礼用の和装に使われる柄です。

 

 

 

この様に和装の模様は

お召しになるお場所に

合う柄行を付けるのです。

 

 

その柄行に意味があり

願いを込めています。

 

 

 

 

本日もお読みいただき

誠にありがとうございます。

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