究極のおしゃれ着「綿薩摩」(めんさつま)のご紹介です。
ご紹介 2021年4月27日
お借りしました。
Vol.1539
本日は、「究極のおしゃれ着「綿薩摩」
(めんさつま)のご紹介です。」です。
岡崎市の呉服屋、呉服のいちこし。
和装の貴女が「褒められる」最適品を
お勧めいたします!
貴女の和装のお助けマン、 山脇寿人です。
ご訪問ありがとうございます。
和服で綿素材の品物は、浴衣が
代表的、でも少量ですが片貝木綿
三河木綿、伊勢木綿、松坂木綿
などもあります。
これらは、比較的安価で
普段着としてお召いただけます。
お借りしました。
同じ綿素材を使った和服でも
高価なものもあるのです。
昨日の当ブログでご紹介した
重要無形文化財の本場久留米絣
などは、高価な部類。
お借りしました。
そして、今日ご紹介する綿素材
の和服も貴重で高価な品物。
それは、「綿薩摩」(めんさつま)。
私が「綿薩摩」に最初に出会った
のは、40数年前まだ神戸で呉服
の勉強をしている時。
お借りしました。
それはもう、綿とは思えない
手触りで、ぬめっと、しっとり
していて薄いのです。
それに大島紬の様な繊細で
緻密な模様が織り出されて
いました。
お借りしました。
そして今では、宮崎県
都城市の「東郷織物」さんが
「綿薩摩」の唯一の織元。
後の勉強で絹の様な細い80番手の
エジプト綿糸を使い、本場大島紬
を織る技術で織り上げている事を
知りました。
綿糸は、絹糸よりもすべりが
悪いため織るのに独特の技法が
必要です。
お借りしました。
それだけでも手間が掛かりますので
大島紬と同じ柄なら「綿薩摩」の
方が高価になります。
綿ゆえにメンテナンス性は
抜群によく、帯次第で
普段着からおしゃれ着まで
幅広くお召しいただけます。
本場大島紬や本場結城紬など
様々なおしゃれ着を経た
着道楽のお方が最終的に
到達する究極の織物かと。
只今当店には、「綿薩摩」は
ありませんが、もしご興味の
あるお方様は、お連絡くださいませ。
何とか手当させていただきます。
電話0564‐223259
メールkimono@ichikosまで
お待ちしています。
本日もお読みいただき
誠にありがとうございます。