今日5月10日より「蚯蚓出」夏日の今日、お召しになる着物をご提案!
ご紹介 2021年5月10日
お借りしました。
Vol.1552
本日は、「今日5月10日より「蚯蚓出」
夏日の今日、お召しになる着物をご提案!」です。
岡崎市の呉服屋、呉服のいちこし。
和服の貴女が「褒められる」最適品を
お勧めいたします!
貴女の和装のお助けマン、 山脇寿人です。
ご訪問ありがとうございます。
今日5月10日より、72候では
「蚯蚓出」(みみずいずる)
ミミズが地上に這い出してくる時季。
他の生き物は「啓蟄」の頃
に出てきますが、ミミズは
マイペースに活動を始めます。
ミミズが土を耕すことはかなり
古くから知られていたようで、
日本では「自然の鍬(くわ)」
といわれてきました。
生物学に精通していた古代
ギリシャのアリストテレスは
ミミズを「大地の腸」と名づけた
そうです。
そんな、ミミズが這い出す頃は
人間の衣更えの時季と一致します。
「夏日」
今日などは、気温25度以上の
夏日の予想ですが平年では、
6月下旬ころより始まります。
そんな夏日予想の日の和装は
どの様な着物をお召しになると
良いでしょうか?
それは、一概に言えません
なぜなら、お召しになる
お場所で違ってくるからです。
お友達とのランチやディナー
気心知れた仲間の集まりなど
のプライベート感が強い時。
この様な時は、その日の気温に
合わせて、今日ならお単衣物を
お召しになれば良いのです。
通常の時季より早くお単衣を
お召しになる時は、帯を工夫します。
小紋か紬をお召の前提で帯は
塩瀬地の染帯か博多などの
ザックリしない袋名古屋帯を。
また、羽織る物は、透ける
薄物で良いでしょう。
この時期のお茶会は、少し
考える必要があります。
基本5月末までは、袷をお召しに
なる事が必須ですが、その
お茶会の格式によっては
お単衣でも良いでしょう。
今は、コロナで中止ですが
毎月行われる月釜や大寄せの
市民茶会などでしたら
お単衣でも良いでしょう。
お借りしました。
格式のあるお茶会では
きちっと今月末までは
袷となります。
袷ですので、帯も袷用を
羽織る物は、お単衣用か
薄物でも良いでしょう。
また、迷われたなら事前に
席主にお尋ねになれば現地
で失敗する事がありません。
今の季節の変わり目が一番
難しいし、迷う時季ですが
楽しんでお召いただければ
思います。
それにしても、寒暖が激しいと
身体に堪えますね!
本日もお読みいただき
誠にありがとうございます。