今日は「高血圧の日」和服もその症状に合わせたお手入れを心掛けています。
ご紹介 2021年5月17日
Vol.1559
本日は、「今日は「高血圧の日」
和服もその症状に合わせた
お手入れを心掛けています。」です。
岡崎市の呉服屋、呉服のいちこし。
和服の貴女が「褒められる」最適品を
お勧めいたします!
貴女の和装のお助けマン、 山脇寿人です。
ご訪問ありがとうございます。
今日5月17日は、「世界高血圧デー」
世界高血圧連盟が2005年に制定。
日本では2007年から「高血圧の日」
として実施されています。
私は、元々血圧が低かった
のですが、いつ頃からか
高くなりました。
そして、20数年前より
降圧剤を服用しています。
それも段々と錠数が増え
最近では3粒を毎朝、服用
している始末。
でも、それで血圧自体は、
基準範囲で安定しているので
良しとしています。
「クリア」
そう、問題があった時、それに
適切に対処すれば、根本的な
問題解決とまでは行かなくても
その事はクリアできます。
先日、長唄のお稽古用長襦袢
のお手入れをご希望のお客様が
おられました。
お借りしました。
お手入れに出されるのは
久しぶりの様で随分と汗などを
吸って、シワになっていました。
「シワ」
ここで、ミニ情報をひとつ
着物や長襦袢をお召しになられた後
ひと晩位は陰干しをされるでしょう。
その後、畳む時に腰や脇に
シワが残っているようでしたら
それは、汗を吸っている証拠。
そして、お手入れ時の「丸洗い」
では、「汗」は落ちません。
「汗抜き」
「汗」を落とすには、「汗抜き」
の作業が必要となります。
また、「汗」のシミは乾けば
分からなくなることがあります
が、翌年「黄ジミ」となって出ます。
お借りしました。
この「黄ジミ」を落とすのは、
相当、厄介ですので「汗」が付いた
時には「汗抜き」をお勧めします。
で、お預かりした長襦袢も
ご多分に漏れず、背中に「汗」
での黄色い変色がありました。
お直しには、5,500円ほど
掛かりますが、お稽古用の
長襦袢ですので、今回は
見送る事に。
これが、礼装用の長襦袢なら
必ず変色は、お直しします。
ま、お稽古用なら又「汗」が
付きますし、表立って見え
ないので、そう判断しました。
このお手入れも、根本的な
お直しはしませんが、お召しに
なるのに不都合は、ありません。
お手入れもこんな風に、
そのものにあった加工を
行う事を心掛けています。
でも、降圧剤は少なくなると
良いですね。
本日もお読みいただき
誠にありがとうございます。