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柄合わせを変更した浴衣生地、その訳は?と本格的に通販を考える?

ご紹介 2021年8月26日

Vol.1660

 

 

 

本日は、「柄合わせを変更した

浴衣生地、その訳は?

と本格的に通販を考える?」です。

 

 

岡崎市の呉服屋、呉服のいちこし。

 

和服の貴女が「褒められる」を応援!

貴女の和装のお助けマン、 山脇寿人です。

 

ご訪問ありがとうございます。

 

 

 

先々週の13日に画像転送で

お買い上げいただいた男物

浴衣のお仕立てが上ってきました。

その時の記事はこちらを

 

 

 

 

 

こちらの浴衣生地ですが、

書いた時は、「追っかけ」

での柄取りをする、と書いています。

 

 

ですが、ご覧の様にグレー地に

黒の麻の葉模様が、極端に

端の寄って細いです。

 

 

 

これで「追っかけ」の柄取りを

するとポイントとなるグレー地の

麻の葉がほんの少ししか出ません。

 

 

 

 

それでは、この生地の特徴を

殺してしまう事となります。

 

 

 

そこで、仕立屋さんと協議した

結果、少々粋にはなりますが

柄を活かすために「ぶっつけ」の

柄取りをする事としました。

 

 

 

で、お仕立て上ったのが

こちら、この浴衣の特徴の

麻の葉がしっかり出ています。

 

背中の柄合わせ

 

 

それの帯と下駄も画像を

送り選んでいただきました。

 

 

 

 

こちらの帯は、浴衣専用の「軽装帯」

今では生産していない貴重な品物、

私も使用しています。

 

 

 

兵児帯の様に蝶々結びに出来

前に芯が入っているので、

腹にしっかり締められます。

 

 

 

 

下駄は、台に桐を使い表には

竹で格子柄を作り、裏には

ゴムが貼ってあります。

 

 

これをお客様の足のサイズで

鼻緒をすげます。

 

 

これで軽くて履きやすく

滑らない、サイズピッタリの

下駄となりました。

 

 

こちらも画像を送り、お求め

いただいた品物。

 

 

 

お客様が現物を直に一度も

ご覧にならずに画像で判断し

お買上いただく。

 

 

これは、まさしく通販と

一緒ではありませんか?

 

 

そろそろ、通販を本格的に

取り入れる時期なのかもしれませんね。

 

 

 

お届けは、本日させていただきます。

 

 

本日もお読みいただき

誠にありがとうございました。

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