着物手帳今週の幸せを呼ぶ四字熟語は「無病息災」和装の柄には願いが込められています。
ご紹介 2022年1月16日
Vol.1797
本日は、「着物手帳今週の幸せを呼ぶ
四字熟語は「無病息災」、和装の柄には
願いが込められています。」です。
岡崎市の呉服屋、呉服のいちこし。
和服の貴女が「褒められる」を応援!
貴女の和装のお助けマン、山脇寿人です。
ご訪問ありがとうございます。
昨日1月15日、大学入学共通テスト
が実施される朝、1年前から成績の
低下を悩んでいた高校2年生。
その名古屋の高校生がわざわざ
東京大学前まで行って起こして
殺人事件。
受験生に影響がないと良い
ですけど、余りにも身勝手な
行動には、憤ります。
その前には、東京メトロでも
火災を起こそうとしてとか?
なんか、昨年末の電車内放火や
大阪の雑居ビル放火など
嫌な事件が続きます。
そんな気持ちの今朝の
着物手帳、今週の幸せを呼ぶ
四字熟語は、「無病息災」。
病気をせず元気な事。
「息災」とは、もともと仏教用語
で、災いを仏様の力で止める
という意味。との事。
和服は、色と柄で選びますが
柄は、意味を持って付けられ
願いなどが込められています。
その願いには、幸せや発展、
縁起が良いとされる吉祥模様や
災難を逃れる魔除けなどの
柄もあります。
お借りしました。
長寿や良縁を願う「亀甲」模様
家庭円満、繁栄を意味する
「七宝」(しっぽう)模様など。
お借りしました。
「麻の葉」模様などは、魔除けの
意味があり、昔なら赤ちゃんの
おしめや甚平に使われています。
お借りしました。
そして、タンスに「麻の葉」模様
の和服(長襦袢など)を一つ入れて
おくと魔除けになる。と言われています。
お借りしました。
そんな和服ですが、「無病息災」の
柄を付けた着物もあるのです。
お借りしました。
それが、こちらの江戸小紋
分かり難いですが、「無病息災」
がちりばめています。
また、瓢箪を6個で「六瓢」(むびょう)
と読ませる柄付けもあります。
それがこちらの染名古屋帯。
こんな風に、身に着ける和服に
吉祥模様や魔除けの願いを
込めて柄付けをしたのです、
それにしても、傷ついた
受験生のメンタルが心配ですね😢
本日もお読みいただき
誠にありがとうございました。