紅花染の現地でしか分からない事を知って、今後の取り扱いを思案中?
ブログ 2022年8月4日
画像は、お借りしました。
Vol.1991
本日は、「紅花染の現地でしか分からない事を
知って、今後の取り扱いを思案中?」です。
愛知県岡崎市の「呉服のいちこし」
和装を選ぶ楽しさと、纏う喜びを
全力サポートいたします。
ご訪問ありがとうございます。
今朝、山形県を流れる最上川の
上流、長井市の河井山の右岸付近
で越水による氾濫が発生したようです。
NHKWEBニュースより
被害に遭われた方々には
謹んでお見舞い申し上げます。
て、言うのも先月、12・13日
と山形県に研修旅でお邪魔し
地元の方々ともお話した仲。
ブログセミナー同期のサチさん
特に紅花摘み体験をした
白鷹の紅花畑などとそこで
従事している方々が心配です。
研修旅の良いところは、地元に
行かなければ分からない事が
沢山ありそれを知ること。
また、その品物の出来上がる
工程などをお客様にリアルに
お伝えすることが出来ます。
で、今回の研修で一番驚いた
のは、紅花の栽培から花の収穫
紅餅するまでの工程、全てが
組合によって行われている事。
普通は、農家さんが自由に
紅花を栽培、紅餅にして
組合か?染め屋さんに販売。
ですが、紅花染に欠かせない
紅餅も1年間で定量がそれぞれの
染め屋さんに配給される、との事。
紅餅の配給の量が決まって
いると言う事は、1年間で
紅花染が出来る量も決まって
しまいます。
画像は、お借りしました。
と、言う事は紅花染の和服を
製造する数もおのずと限られます。
限られた資源で限られた
数しか製造できないとなる
と希少価値が上がります。
で、今回の様な災害で被害を
受ければ、尚更です。
被災していない事を祈り
つつ、紅花染の取り扱い
を増やそうか?と思案しますね(笑)
本日もお読みいただき
誠にありがとうございました。