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「今日から72候では、「涼風至」和装で風を連想する文様とは?」

ご紹介 2022年8月6日

画像は、お借りしました。

 

 

Vol.1993

 

 

 

本日は、今日から72候では、「涼風至

和装で風を連想する文様とは?」です。

 

 

 

愛知県岡崎市の「呉服のいちこし」

和装を選ぶ楽しさと、纏う喜びを

全力サポートいたします。

 

ご訪問ありがとうございます。

 

 

 

今日8月6日から24節季では

「立秋」72候では、「涼風至

(すずかぜいたる)」。

 

 

画像は、お借りしました。

 

 

厳しい暑さや想定外の豪雨で

被害が出ている日本列島ですが

今日から暦の上では秋となります。

 

 

 

また、立秋を過ぎたら「暑中見舞い」

は「残暑見舞い」に変わります。

 

 

画像は、お借りしました。

 

 

「涼風至」は、涼しい風が

立ち始める時季でこれからは

少しずつ涼しくなり秋の気配が

漂い始める頃。

 

 

 

和装で、「風」自体をモチーフ

にした柄は、ありませんが様々

な木の葉や花が風に吹かれて

寄せ集まった所を文様化した

「吹き寄せ」があります。

 

 

 

当初、寄せ集められた植物は

落葉をイメージした紅葉・松葉

松かさ・銀杏など秋のものに

限られていました。

 

 

 

現代では、お召しになる機会

が多い様にと、笹や菊、梅に

桜などを自由に描き、わざと

季節感が出ない無いように

する柄付けもあります。

 

 

 

こちらの画像は、松葉を中心に

紅葉、菊、木の葉を散らした

模様付け。

 

 

画像は、お借りしました。

 

 

また、こちらは、紅葉や銀杏

菊のほか、萩や梅を加えた

華やかな吹き寄せ模様。

 

 

画像は、お借りしました。

 

 

最後は、ドレスの様な感覚で

お召いただける松葉や紅葉

梅などの吹き寄せを流れる

様に丸くあしらった着物。

 

 

画像は、お借りしました。

 

 

正に風が丸く吹いて松葉など

植物を踊らせているかの様な

柄付け。

 

 

濃い地色に淡彩の吹き寄せを

刺繍で表現、帯も白の濃淡で

正にドレス感覚、伊達衿の

白色が効いて、素敵です。

 

 

料理名や干菓子名にも使われて

いる「吹き寄せ」いかにも

日本的な風情を思わせる文様。

 

 

 

それにしても、早くドレス感覚

の和装を楽しめるよう、気兼ね

なく人が集まれるようになると

良いですね(笑)

 

 

 

本日もお読みいただき

誠にありがとうございました。

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