「七五三」衣装のご説明とご相談承ります。
ご紹介 2022年9月4日
Vol.2031
本日は、「「七五三」衣装のご説明と
ご相談承ります。」です。
愛知県岡崎市の「呉服のいちこし」
和装を選ぶ楽しさと、纏う喜びを
全力サポートいたします。
ご訪問ありがとうございます。
お盆明けから9月に掛けては
「七五三」詣りでの衣装の
お問い合わせが少しづつ増える時季。
ですので、今日は「七五三」での
女の子の衣装をご説明いたします。
まず3歳は、初着をお持ちの
場合は、それをお直しします。
上着は、お袖を着物の様に底に
丸みをつけ、胴に付いている
紐の位置を変えます。
また、長襦袢は緋のお袖を取り
外し、胴を晒にした半襦袢を作り
刺繍の半衿を付けます。
この時、胴を巻く腰紐も半襦袢
に縫い付けると着崩れを防ぐ事
が出来ますし肩揚げもしておきます。
また、着物は腰揚げと肩揚げ
をする事でより可愛らしさが
表現できます。
それに被布コートを羽織り
草履バッグを合わせれば
「七五三」衣装の出来上がり。
本番では、髪形や髪飾りも
セットすれば、より可愛い
姿となるでしょう。
また、7歳の女の子は「四つ身」
と呼ばれる子供用の着物を作ります。
この「四つ身」着物は、元々絵羽
に柄付けされていれば、子供着物
専用となり小紋着尺で仕立てれば
十三詣りなどでも着用可能です。
と言うのも「四つ身」を小紋
着尺で作る場合、表生地を引き
返し、八掛として使用します。
ですので、十三参りなどでは
この引き返した八掛を伸ばし
新たに八掛を付ければ良いのです。
柄にもよりますがハイティーン
でもお召しいただけます。
こちらも胴を晒にして袖は
化繊生地を付けた半襦袢にし
同じ化繊に腰をゴム紐入れ
スカートの様に履ける物を作ります。
着物は、肩揚のみを施し
丈は着付けで調節する方が
綺麗ですっきりとした出立と
なります。
帯も「丈二」帯を切らずに
飾り帯に仕立てるか、又は
普通に仕立てて、飾り帯に
着付ければ、その後も使えます。
それに、草履バッグと帯〆帯揚
帯の下側に巻く「しごき」と
胸元に挟むお守りなどが入った
「筥迫(はこせこ)」。
衿秀(株)H.P.より
こちらも、本番では髪型を整え
髪飾りとメイクでお嬢様完成!
最後に女の子は、本来5歳では
「七五三」をしませんが、近年
5歳で和服を用意してそれを7歳
でも使う方もおられます。
そんな、「七五三」衣装の
ご相談、承りますよ(笑)
本日もお読みいただき
誠にありがとうございました。