着物手帳、今週の四字熟語は、「鳳鳴朝暘」、「鳳凰」文様いろいろ?
ご紹介 2022年10月25日
画像は、お借りしました。
Vol.2080
本日は、「着物手帳、今週の四字熟語は、
「鳳鳴朝暘」、「鳳凰」文様いろいろ?」です。
愛知県岡崎市の「呉服のいちこし」
和装を選ぶ楽しさと、纏う喜びを
全力サポートいたします。
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着物手帳、今週の幸せを運ぶ
四字熟語は、「鳳鳴朝暘
(ほうめいちょうよう)」。
伝説の鳥「鳳凰(ほうおう)」
が朝日に向かって鳴いている様子、
世の中が平和でめでたい印のこと。と。
石川つづれ(株)H.P.より
先週、当店で行った催し
「爪掻き本つづれ織り」の
石川つづれ(株)さんが昭和34年
皇太子殿下御成婚を祝し、富久紗
を献上したのも「白鳳」文様。
古代中国、鳳凰は、龍・亀・麒麟
とともにめでたい時に現れる天の
使いである四瑞のひとつ。
その姿は、鶏のような鶏冠(とさか)
に、五色の羽、長い尾羽が特徴で
全体的に鶏と孔雀を組み合わせたよう。
鳳凰は、桐の木に棲み、竹の
実を食べるとされる中国の
伝説から生まれた文様。
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日本で鳳凰の文様が使われ
るようになったのは、飛鳥
時代で主に工芸品に施されました。
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桐竹鳳凰紋は、かつて天皇専用
とされていて洲浜(すはま)に竹、
桐の花と鳳凰を配したものです。
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洲浜とは、洲浜を上から見下
ろしたような周囲に出入りの
ある文様のこと。
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こちらは、それを現代風に
アレンジし竹と桐、鳳凰と瑞雲を
デザインした織袋帯です。
鳳凰文様は、大変縁起の良い
柄と言う事で、打掛や黒留袖
などの婚礼衣装に使われます。
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こちらは、黒地に艶やかな
一対の鳳凰と桐を表した打掛
大変豪華で重厚さがあります。
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また、こちらの黒留袖は、波上
を羽ばたく黄金の鳳凰を大胆に
配し結婚式に相応しい華やぎがあります。
鳳凰は、名君が出て世の中が
天下泰平の時に登場する。
令和の時代に「鳳凰」が舞い
降りる平和な時代となると
良いですよね!(笑)
本日もお読みいただき
誠にありがとうございました。